【まだ間に合う】これからどうなる? パク・シフ主演の大作『風と雲と雨』

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テレビ東京の韓流プレミアにおいて5月3日から放送されてきた『風と雲と雨』は、5月26日で第18話が終わった。全28話なので、残りは10話となった。

展開が後半から終盤に入っていくところだが、このドラマの一番の見どころがこれから始まってくる。そういう意味では、また見ていない人も十分に間に合う。決して遅くはないので、佳境に入った『風と雲と雨』をぜひ堪能してみよう。

【写真】『風と雲と雨』のパク・シフの演技は9年前の『王女の男』とどう変わった

そこで、このドラマがどんな内容なのかを改めて紹介しよう。

主役のパク・シフが扮するのはチェ・チョンジュンだ。彼は政権を牛耳る悪徳一族によって地方高官だった父を殺されて没落したが、苦難の末に易術を究め、王朝最高の易術師となった。そして、次期国王選びに影響を与えるほどの重要人物まで大成した。

彼の幼なじみで初恋の人がコ・ソンヒの演じるイ・ボンリョンだ。彼女は人の運命を予言する能力を持った女性で、実は国王・哲宗(チョルチョン)の翁主(オンジュ/国王の正室以外の女性が産んだ娘)であったことが明らかになった。

『風と雲と雨』は名場面の宝庫だ!(写真提供=© 2020 TV Chosun)​​
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ワクワクするようなドラマ

こうして、チョンジュンとボンリョンの壮大なラブロマンスがメインストーリーになっていく。

共演者の筆頭はチョン・グァンリョルで、彼は息子を次期国王にさせるために画策する興宣君(フンソングン)に扮している。この名優の演技も迫力満点でドラマをキリリと引き締めている。

ドラマが佳境に入ってくると、病気がちな哲宗の時期国王の座をめぐる争いが激化し、さらに新しい国王の元で政治が刷新されていく。舞台となっている朝鮮王朝の末期というのは、本当に激動の時代であり、その歴史を『風と雲と雨』は壮大なスケールで描いている。

特に、歴史が大きく動くときにチョンジュンはどう奮闘していくのか。それがドラマの大きな見どころであり、国のために奔走するヨンジュンの活躍ぶりはとても感動的である。

また、数々の障害を乗り越えて究極の愛を守り通そうとするチョンジュンとボンリョンの動向からも目が離せない。本当にワクワクするようなドラマだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【写真】『風と雲と雨』でパク・シフの堂々たる演技が物語をどう動かしていくか

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