夢、欲望、プライド、裏切り、愛憎、復讐、不倫、暴力、サスペンス、出生の秘密、貧富の差など、韓国ドラマのすべての要素を詰め 込んだ“マクチャンドラマ”(=とんでもない展開が連続するドラマ)の『ペントハウス』がついに日本上陸!
【関連】悪女役が似合う実力派女優キム・ソヨンが見せる印象深い演技
ドラマ制作費はシリーズ総額で321億6千万ウォン(約32億円)を投入したと言われ、壮大なスケールと華麗を極めた世界観で繰り広げられるスリリングで衝撃的な展開から目を背けられなくなること必至。
平気で嘘をつき、己の歪んだ欲望を満たすために手段を選ばず相手を陥れようとする、登場人物たちの狂気に満ちた熾烈な戦いが幕を開ける!
想像を超えるどんでん返しの連続と演技派俳優たちの怪演で視聴者の関心を惹きつけると、一桁台の地上波ドラマも少なくない中、初回放送から同時間帯視聴率1位をうなぎ上りで独走し続け、瞬間最高視聴率は31.1%を記録!(※ニールセンコリア調べ)
各々の高い演技力で視聴者を魅了し続けた俳優たちは、「2020 SBS演技大賞」を始め、第57回百想芸術大賞、第16回ソウルドラマアワード、第 33回グリメ賞まで計21冠を受賞。更に、シーズン2&3では2020年に続き、「2021 SBS演技大賞」と「グリメ賞」で9冠を受賞、合計30冠に輝くという快挙を成し遂げた。
学歴と不動産バブルで深刻化する格差社会をメインテーマとする本作。劇中、チュ・ダンテのように不動産バブルで莫大な富を築き、超高層マンション最上階に居住する人もいれば、ドラマ序盤のオ・ユニのように、それとは対照的な庶民も存在する。
しかし、富裕層と庶民の格差だけではなく、本作で登場する富裕層のみが入居を許される100階建ての超高級タワーマンション・ヘラパレスでも、その階数によってヒエラルキーが構成され、富裕層の中でも財力や職業によってランクが決まっているのも興味深い。
また、学歴で人生が決まると言われる韓国での受験戦争は過酷を極め、本作でも子供たちを良い学校に入れるためにどんな手を使ってでもライバルを蹴落とそうと画策する親たちの姿や、そのプレッシャーに耐え兼ねた子供たちも一人でもライバルを減らすために極端な手段を選ぶ姿が描かれ、スリリングな展開の連続にいつの間にかドラマの世界観に引き込まれていること間違いなし。
韓国の社会問題を背景に、富裕層が足を引っ張り合い争う姿は痛快を極め、庶民が這い上がっていく姿は爽快感を覚える。頂点を目指す者たちの欲望渦まく神経戦から目が離せない!
『妻の誘惑』の大ヒットで名を知らしめた脚本家キム・スノクが『皇后の品格』に続き、演出のチュ・ドンミンと再タッグを組んだ意欲作。
本作はキム・スノク作品の中で初のシリーズドラマとしても話題に。本国ではキム・スノクらしいあり得ない展開の連続に悪口を言いながらも、つい続きが気になって見てしまうという視聴者が続出。
富裕層に嫌悪感を抱く庶民から見て、富裕層たちが互いにつぶし合い、争う様子の痛快さが爆発的な支持を得て韓国ドラマ史に名を遺す作品となった。
■【関連】女優キム・ソヨンの多様な役に対応する演技力に注目!
前へ
次へ