韓国JTBCにおいて放送中でNetflix(ネットフリックス)でも同時配信されている『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』。3月6日で第8話を終えたが、サブタイトルにあるように「社内恋愛」の行方は本当に混沌としてきた。
【写真】『気象庁の人々』パク・ミニョンとソン・ガンの相合傘に“胸キュン”!
騒動の中心にいるのは4人。パク・ミニョンが演じる気象庁総括予報課長のチン・ハギョンは、気象庁の報道官を務めるハン・ギジュン(ユン・バク)と結婚寸前だったが破談となり、ギジュンは気象庁担当記者のチェ・ユジン(ユラ)と結婚した。
このユジンが以前同居していた相手が予報官のイ・シウ(ソン・ガン)で、彼は異動してきてハギョンの部下となった。そして、ハギョンとシウは上司と部下の関係を越えて一夜を共にする間柄に発展した。
こうして主要な登場人物4人の立ち位置がはっきりしたのだが、ドラマが進むにつれて極端に波風を立てるようになったのが、新婚家庭がうまくいっていないギジュンのほうだった。
彼は、ユジンの元カレだったシウに異様に敵意をむきだしにして、こともあろうに、気象庁で梅雨に関する記者会見をしている際に、常軌を逸した行動に出てしまう。それは暴力行為であり、記者たちが見ている目の前でギジュンとシウが派手に殴り合ってしまったのだ。
それは、典型的な「韓ドラあるある」に多い乱闘シーンだ。
女性同士なら、トイレでの殴り合いや錯覚・誤解による髪の引っ張り合いがドラマの要所でよく出てくるし、男性同士なら、興奮しすぎて大衆の面前で社員同士の壮絶な殴り合いがストーリーによく組み込まれている。
案の定、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』でも前代未聞の不祥事が起こってしまった。
結局、さらに険悪な仲になったギジュンとシウ。間が悪いことに、ハギョンとシウが恋愛関係にあることをギジュンが悟ってしまったのだ。彼は自分がうまくいっていないので、嫉妬と腹いせでハギョンとシウの関係をぶち壊そうとするのは必至だ。
こうして『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』は、さらなる修羅場が予告されていくことになるだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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