女優キム・ヘス、ネトフリ話題作『未成年裁判』出演で感じたことは?「まだ成長していきたい」

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3月4日、Netflixオリジナルシリーズ『未成年裁判』に主演した女優キム・ヘスのオンラインインタビューが行われた。

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同作は、地方裁判所の少年部に赴任した裁判官シム・ウンソク(演者キム・ヘス)が、犯罪を犯した若者の事件と向き合いながら彼らに審判を下していく物語。韓国ドラマでは取り上げられたことのない“少年犯”の物語を描くことで注目を集めている。

キム・ヘスが演じたシム・ウンソクは、誰にも心を開かず、本音を表に出さないキャラクターだ。ひたすら冷静に少年犯罪事件に没頭する。罪を犯した者には断固たる処分を下さなければならず、自分の信念のためなら従来の慣習を破ってしまう大胆さも持つ人物だ。

キム・ヘスは『未成年裁判』の撮影を通じて感じたことを次のように語っている。

「少年犯罪や少年犯を見る視線が偏っていたという思いが強くなった。多分、ドラマを見た方々も私と似たような経験をしたのでは。実際に、作品を見た夫婦や親子、知人らが少年犯と現行法について話し合うという。自分たちの意見と考えだけを持つのではなく、お互いに会話をすること自体に意味があると思う。まさに望んでいた方向だ」 

シム・ウンソクの役作りのために「実際に裁判官、判事たちに会った」というキム・ヘスは、「いろんなタイプの裁判官の方が存在したが、そのタイプがすべて台本に入っていた」と言う。

(写真提供=Netflix)

「最初に台本を見たときは裁判官のセリフが固いと思ったが、実際に裁判官の方々がそうおっしゃっていた。だからこの台本、本当によく取材したんだなと感じた。裁判もなるべく多く参観した。法廷で実際に少年犯たちと対面する裁判官の態度ややり方を多く参考にした」

『未成年裁判』は、大人と社会の役割について考えさせられる。それならキム・ヘス本人は自分がどんな大人だと思っているだろうか。

「女優として大衆に見られた時間が長かった。私が演じた役のほとんどが理想的な大人の姿をしていたので、実際にキム・ヘスもそうじゃないかと思われることが多い。ただ私は年齢に比べて大人気ない部分が多い。態度や行動が一貫していない時も多い。『こういう大人になろう』とかは思ってはないけど、生きていく中ですべての瞬間を私の前に置かれた案件、興味のある対象に集中しながら成長していきたい。いい年して、私はまだこういう境界にある」

(記事提供=OSEN)

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