韓国で2021年10月30日から12月12日まで放送されていた『調査官ク・ギョンイ』。
このドラマで、2017年の『師任堂(サイムダン)、色の日記』以来、約4年ぶりのドラマ出演となる女優のイ・ヨンエは、主人公のク・ギョンイを演じた。
しかし、このク・ギョンイというキャラクターは元凶悪犯罪担当の刑事なのだが、心に傷を負ったことでゲームと酒に溺れてしまう。
『調査官ク・ギョンイ』で、これまでの優雅なイメージを捨てて大きなイメージチェンジを見せたイ・ヨンエ。
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そもそも彼女がこのドラマに出演を決めた一番の理由として、「変だけど独特で面白かったからだ」と語っている。
ちなみに、イ・ヨンエだけでなく監督や共演した他の出演者たちも「変だけど面白い」と口をそろえて言っていたという。
これまでに、時代劇と現代劇を含めて多くのドラマに出演してきたイ・ヨンエだが、今までとは違う役柄だけに演じるのが難しく、何度も台本を読み直したそうだ。しかし、その一方で新しいキャラクターを作っていく過程は楽しめたと語っていた。
ク・ギョンイは、ゲームや酒に溺れているという設定のキャラクターのため、撮影のときにボサボサの髪形にしていたイ・ヨンエ。
彼女は、1話と2話を撮影していた慶尚南道(キョンサンナンド)の統営(トンヨン)で、道を歩いていた人にビジュアルを心配されたという。
視聴者の期待を裏切るような展開が魅力の新しいドラマ『調査官ク・ギョンイ』で、イ・ヨンエは、ソン・イギョン/K役のキム・ヘジュン、ナ・ジェヒ役のクァク・ソニョン、ヨン・スク役のキム・ヘスクと共演している。
様々な局面が面白く描かれたドラマ作品で、難しい演技を最後までやりきったイ・ヨンエ。久しぶりのドラマ出演とはいえ、彼女は演技でしっかりと存在感を示している。果たして、来年はいったいどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
文=大地 康
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