ウェブ漫画が原作のドラマ『ナビレラ-蝶が舞う-』に出演した俳優のパク・イナン。2021年に韓国のtvNで放送されたこの作品で、彼はバレエを習う70歳の男性シム・ドクチュル役を演じた。
パク・イナンは、これまでに『商道(サンド)』『がんばれ!クムスン』『糟糠の妻クラブ』『怪しい三兄弟』など、数多くのドラマで演技を披露してきたベテランの俳優だ。
ドラマ『ナビレラ』の原作となるウェブ漫画を読んで大変感動した語るパク・イナン。その感動は、以前に出演した同じウェブ漫画原作の『あなたを愛しています』以上だという。
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それもあって絶対に出たいと思ったそうだが、バレエを習わなければいけないことと、役の比重が大きかったため、出演するかどうか悩んだと語るパク・イナン。
それでも「いつまた面白い作品で会えるかわからない」と思い、覚悟して出演を決めたそうだ。
本来なら、若い人を中心に物語が展開されていくミニシリーズ。しかし、この『ナビレラ』では、パク・イナン扮するシム・ドクチュルは、同じく主演のソン・ガンと一緒に先頭に立って物語を引っ張っていく。
そんな大きな役をミニシリーズで初めて務めるパク・イナンは、非常に光栄でうれしかったと語っていた。
それで、ドラマの撮影に入る前にバレエの練習をしたそうだが、思った以上に難しかったという。その中でも一番大変だったのは、バレエで体のラインを美しく見せることだった。
さらに、バレエの際に着るレオタードが体にぴったり張り付いて締め付けられる感じがして、非常に気まずかったらしい。
ベテラン俳優として、そのような大変な撮影も頑張ってこなしたパク・イナン。そんな彼は、子供のころ夢ややりたかったことは特になかったという。
その後、大学の演劇映画科に入り、他の仕事は一切しないでずっと俳優の仕事を続けたため、今ではこの仕事が自分の夢だったのではと感じたそうだ。それに気づいてからは、現在まで演技を続けられたことが思ったと語った。
今後も、ベテラン俳優として彼にしかできない演技を見せてくれるだろう。
文=大地 康
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