11月11日、韓国MBC新ドラマ『赤い袖先』のオンライン制作発表会が行われ、チョン・ジイン監督のほか、2PMジュノ(2PM)、イ・セヨン、イ・ドクファ、パク・ジヨン、カン・フン、チャン・ヒジンら主演キャストが出席した。
『赤い袖先』は、自分が選んだ人生を守ろうとした女官と、愛よりも国が優先だった王の切ない宮廷ロマンス。のちに正祖(朝鮮王朝第22代目の王)となるイ・サンと、のちに宜嬪成氏となる女官ソン・ドクイムの話を題材にしている。
イ・サン役を務めるジュノは「台本を面白すぎて出演を決めたが、撮影が始まってもう半年が過ぎた。わずか数カ月前は暑いくて汗水たらしながら撮ったのに、もう寒くなった」と感想を語った。
除隊後の復帰作として『赤い袖先』を選んだことについては、「世孫(国王の孫)時代の青い袞龍袍(コンリョンポ/王が執務のときに着る服)を着た姿をたくさんお見せできそうだ。青年・正祖の姿をたくさん披露したい」と語った。
英祖役のイ・ドクファは「一緒に撮影をやりながら、ジュノの真面目さに惚れた。ジュノは本当に良い青年だ」と絶賛。
ジュノが視聴率15%を記録すれば袞龍袍を着て踊ると公約を掲げると、イ・ドクファは「私は袞龍袍を着て釣りをする。ジュノの演技は学んで出来るものではなく、生まれつきだ。真実性がある」と強調した。
ソン・ドクイム役のイ・セヨンは、“時代劇ヒット必至”と言われることに対し、「そう呼んでくださってありがたい」と照れくさそうに答える。
そして「台本がすごく面白かった。原作を読みながらはたくさん泣いた。本当に胸が痛く、余韻が何日も続いた。原作を読んでない方にもそういう感動と余韻を感じてもらいたいという気持ちで準備した。18歳の頃を演じるにあたって、少し顔を太らせ、監督と先輩たちに助言を求めたりしてたくさん助けていただいた」と語った。
ジュノはイ・セヨンとの共演について「本当に良かったと思う。現場ですごく楽しい。まだ残りの分量もあるが、今までは本当に楽しい」と述べた。イ・セヨンは「ジュノさんの出演の知らせを受け、素晴らしいキャスティングだと思った。本当に嬉しかった。学ぶところも多く、集中力も高いので頼りにしながら、信頼しながら撮影した」と返した。
チョン・ジイン監督は『赤い袖先』ついて「フュージョン時代劇とはスタンスが違う」と言う。「実在の人物を描くので、枠から離れないものがあった。ただ、その中で私たちに出来る創作を最大限に施した」と説明した。
また、イ・ソジンが主演した『イ・サン』との差別化として「私たちはもう少し感情線に集中する」とコメント。「原作が出版されたあと、正祖と宜嬪成氏の記録が発見された。出版社ではそれを反映できず惜しんだが、それも反映しようとした」と述べた。
チョン監督は最後に「多くの方が苦労しており、もう少しすれば撮影も終わりそうだ。みんなで四季を一緒に過ごしたので、別れるのが悲しい感じもするが、放送がスタートするので視聴者と分かち合えることに期待している。最後まで素晴らしい俳優さんたちの活躍を見守っていただきたい」と付け加えた。
『赤い袖先』は、韓国MBCで11月12日22時から放送開始。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
■【写真】2PMジュノとイ・セヨンの重なった手に“ドキッ”。
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