SF9のロウンが、KBS2時代劇『恋慕』で宮廷ロマンスの始まりを知らせた。
『恋慕』は、双子として生まれたが女児という理由で捨てられた女性が兄の死によって男装をし、王世子(王位継承者)になってから繰り広げられる宮廷ロマンス。ドラマ『僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~』『また!? オ・ヘヨン ~僕が愛した未来~』などのソン・ヒョンウク監督が演出を手がける。
劇中、チョン・ジウン役で変身を図ったロウンの強烈な存在感とギャップが、視聴者を熱狂させる大きな要因となっている。
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15歳で科挙(官僚登用試験)に合格し、明国留学時代に皇帝の側近を助けた鍼術を持つ「伝説の男」として帰ってきたチョン・ジウン(演者ロウン)。
彼は初登場から気さくな性格を披露した。三開房(サムゲバン)に攻め込んだシン・ソウン(演者ペ・ユンギョン)の脅迫に対して度胸を見せたほか、ナイフを投げつけたイ・フィ(演者パク・ウンビン)に対しては人の良さそうな笑顔と機転で危機を免れた。
いつも危機一髪の瞬間をのらりくらりとかわす彼の魅力が、視聴者を魅了している。
書筵官(ソヨングァン/世子の教育を担当する官吏)となって再び現れたジウンは、以前とは違った知性を醸し出し、“胸キュン”を誘った。
自分を追い出そうとするイ・フィと最後の賭けに出た彼は、蓮のタネをテーマとした課題で「高潔な蓮のように世子様も屈強な君主になられることを願う」という本音を伝え、フィはもちろん視聴者の胸を揺さぶった。
民の命を大切にしない父チョン・ソクチョ(演者ペ・スビン)と似たくないという彼の意志からも、深い人柄が感じられた。
身分や家柄に揺れず、その人だけに集中するジウンの天性は、ダミとの美しい初恋の始まりとなった。
三開房のチルグム(演者チャン・セヒョン)とヨンジ(演者イ・スミン)兄妹の面倒を見る彼の姿は、シン・ソウンの関心を引いたりもした。
周りの存在へのジウンの温かい関心は彼の義理堅い魅力を、彼らとのすべての瞬間を大切にする態度はロマンチックな魅力を最大化させている。初恋の相手ダミへの純情を抱えた彼がすべての秘密を知った時、どのような行動を起こすか気になるところだ。
『恋慕』は、韓国KBS2にて毎週月・火曜21時30分に放送中。日本ではネットフリックス(Netflix)にて毎週月・火曜23時30分に配信される。全20話予定。
(記事提供=OSEN)
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