2019年に全16話で一度放送されたチャン・ドンユン主演の時代劇『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』。
ドラマの中で女装を披露する主人公チョン・ノクドゥ役のチャン・ドンユンと、ヒロインのトン・ドンジュ役のキム・ソヒョンの演技がとても魅力的な作品だ。
『ノクドゥ伝』は光海君(クァンヘグン)の時代を背景に物語が描かれる。その光海君を演じているのが、俳優のチョン・ジュノである。彼が演じる光海君について簡単に説明しよう。
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光海君は朝鮮王朝の15代王となった人物で、14代王の宣祖(ソンジョ)の二男として生まれた。
1608年に兄の臨海君(イメグン)を差し置いて王となった光海君は、外交面で大きな成果を残し、内政面では庶民の減税に力を入れるなど有能な王だった。
しかし、その一方で1609年に兄の臨海君、1614年に弟の永昌大君(ヨンチャンデグン)を殺害。さらに、義理の母親である仁穆王后(インモクワンフ)を離宮に幽閉するなど、暴君としての一面も見せている。
その後、1623年に宣祖の孫で16代王・仁祖(インジョ)となる綾陽君(ヌンヤングン)に流罪となり、最終的に済州島(チェジュド)まで流された光海君は66歳で世を去った。
そんな光海君をチョン・ジュノは『ノクドゥ伝』でどのように演じるのかが興味深い。
これまでにも、『王の顔』のソ・イングク、『華政』のチャ・スンウォン、ドラマ版『王になった男』のヨ・ジング、映画版の『王になった男』でイ・ビョンホンが光海君に扮した。
チョン・ジュノが出演する『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は、10月27日からテレビ東京の韓流プレミアで朝8時15分から放送が始まる。
主演のチャン・ドンユンやヒロインのキム・ソヒョンの演技と一緒に、ぜひともチョン・ジュノの演技も堪能しよう。
2019年に見たときとは、違うイメージで彼の演技を楽しむことができると思う。今から放送が楽しみだ。
文=大地 康
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