2012年の『屋根部屋のプリンス』や2017年の『仮面の王 イ・ソン』など、子役時代から多くのドラマに出演してきた女優キム・ソヒョン。
そんな彼女が2019年に出演したドラマが時代劇『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』だ。
このドラマで、俳優のチャン・ドンユンやカン・テオと共演したキム・ソヒョンが演じるトン・ドンジュは、序盤では無愛想でそっけない雰囲気の女性という印象だが、回を重ねるごとに本当は優しい心を持っている女性として魅力を感じるようになる。
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撮影の中で、キム・ソヒョンはドンジュの気持ちの変化に気をつけたという。
ドラマの内容自体はとてもスピーディに展開が進んでいくのに対して、ゆっくりと変わっていくドンジュの感情。
それを視聴者に理解してもらうために、自分なりに考えて小さな感情の変化を積み重ねてドンジュの気持ちをしっかりと表現した。
そうやって最後まで役になりきったキム・ソヒョン。
このドラマで、主人公のノクドゥを演じる俳優チャン・ドンユンと初共演した彼女は、準備期間が長かったこともあり、親しくなった状態で撮影が始まったので、とても演技がしやすかったという。
女優として様々なドラマで多様な役に扮してきたキム・ソヒョンは、2021年に『月が浮かぶ川』(原題)に出演し、ピョンガン役を務めている。
これまで積み重ねてきたキャリアを存分に発揮しているキム・ソヒョン。これからも彼女にしかできない演技で楽しませてくれることだろう。
文=大地 康
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