『仮面の王 イ・ソン』ウラ話!ユ・スンホが捉えた世子イ・ソンの人物像

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テレビ東京の韓流プレミアで毎週月曜日から金曜日に放送されている時代劇『仮面の王 イ・ソン』。

この作品で主人公の世子イ・ソンを演じているユ・スンホは、『仮面の王 イ・ソン』以外に2009年の『善徳女王』、2011年の『ペク・ドンス』、2012年の『アラン使道伝-アランサトデン-』に出演している。

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さらに、時代劇だけでなく現代劇も含めて数々のドラマで演技を披露してきた彼は、『仮面王 イ・ソン』で演じるイ・ソンをどんな人物像をどう捉えているのだろうか。

イ・ソンが世子から王になっていく過程の中で、アクションやロマンス、自己犠牲の姿など盛り込まれているエピソードに興味を持ったユ・スンホ。

『仮面の王 イ・ソン』でイ・ソンを演じるユ・スンホ(写真=韓国MBC『君主-仮面の主人(原題)』ポスター)
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真の君主に至る道

物語の序盤での絶望感を持って生きている雰囲気を漂わせており、さらに、彼は17年も理由も知らぬまま仮面をつけて生きなければいけないことに怒りを感じさせていたイ・ソン。

その様子を見事に表現したユ・スンホ。

その後も、仮面をつけなければいけなかった理由を知って民のために王になることを決めたり、自分の純粋さが原因で数多くの人を犠牲にしてしまったことに苦しむ姿、その経験から真の君主に至る道を見つけ出そうとする。

ユ・スンホは、自身が演じたイ・ソンの存在が多くの人を苦しめる結果になったことに共感し、とても辛い気持ちになったという。

以上のように、俳優としてイ・ソンがどういう人物なのかをしっかりと理解したうえで撮影を最後までやりきったユ・スンホは、最初から本当にドラマを盛り上げている。

それから、共演しているカウン役のキム・ソヒョンやイソン役のエル(キム・ミョンス)たちとの演技も魅力的だ。

確実に終盤に向けて物語が展開されていく『仮面の王 イ・ソン』。様々な局面が面白く描かれている一方で、スリリングで刺激を感じさせてくれる場面もある。

果たして、これからストーリーはどのように進んでいくのかが興味深い。

文=大地 康

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