キム・ミンギュとチン・セヨンが感じた『カンテク』の時代劇としての特徴とは?

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『カンテク~運命の愛~』で、若き王イ・ギョンを演じるキム・ミンギュと、ヒロインのカン・ウンボ役のチン・セヨン。

この時代劇で初共演した2人は、『カンテク』というドラマの特徴をどう感じたのだろうか。

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ちなみに、ドラマの中で題材として扱われている「カンテク」とは、王妃や世子嬪(セジャビン)を選ぶための儀式のことで、発案したのは朝鮮王朝の3代王・太宗(テジョン)で、儀式が始まったのは4代王・世宗(セジョン)の時代だとされている。

この「カンテク」に関しては、これまでの時代劇ではあまり題材として取り上げられてこなかったが、キム・ミンギュはその「カンテク」に焦点を当てていることを特徴として捉えていた。

『カンテク』のイ・ギョン役のキム・ミンギュとカン・ウンボ役のチン・セヨン
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キャラクターの魅力

一方、ヒロイン役を務めたチン・セヨン。彼女はカン・ウンボの他に、カン・ウンギという王妃の役も演じている。ちなみに、カン・ウンギとカン・ウンボは双子の姉妹だ。

そんな1人2役を演じた彼女は、ドラマの中で王妃の座を目指す女性たちによる壮絶な戦いを描いていることから、宮廷サバイバル時代劇という印象を受けたようだ。

さらに、『カンテク』で初の時代劇で王の役に挑戦したキム・ミンギュは、イ・ギョンを男らしく堂々としていて、理性的な一面を持っている一方で、いざというときに愛する女性も忠臣たちも守れない惰弱な王だと評している。

物語の初めから息の合った演技でキャラクターの魅力を最大限に引き出した演技を見せたキム・ミンギュとチン・セヨン。

この2人を始め、イ・ギョンとウンボをめぐって対決するイ・ジェファ役のト・サンウや、「カンテク」でウンボと争うキム・ソンイ役のイ・ファギョムとチョ・ヨンジ役のイ・ヨルムなど、すばらしいメンバーとドラマを盛り上げることができたと思う。

果たして、初めての時代劇を経験したキム・ミンギュと、『オクニョ』や『不滅の恋人』、『カンテク』でさらに時代劇の経験を積んだチン・セヨン。今後の2人のさらなる活躍が楽しみだ。

文=大地 康

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