『風と雲と雨』に出演したパク・シフが好きな歴史人物は誰か

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2020年に放送された時代劇『風と雲と雨』で、主演を務めた俳優のパク・シフ。このドラマで彼が演じたのは、主人公のチェ・チョンジュンだ。

チェ・チョンジュンはとある名家の長男として生まれた人物で、容姿端麗で頭脳明晰だが、汚名により両班(ヤンバン)から没落してしまう。

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そんなキャラクターを演じたパク・シフ。個人的にも歴史が好きだという彼が好きな歴史人物とはいったい誰なのだろうか。

1人目は、『根の深い木』などのドラマで題材として扱われた朝鮮王朝の4代王・世宗(セジョン)だ。

彼は、3代王の太宗(テジョン)の三男として生まれた。

パク・シフ

歴史人物好きな俳優

朝鮮王朝には、「長男が跡継ぎになる」という原則があるために、本来なら三男である世宗は王になれるはずがなかったが、弟に素質を感じていた長男と二男がわざと無能を装ったり、仏門に入ったりしたことで、世宗は1418年に4代王として即位したのである。

2人目は、14代王・宣祖(ソンジョ)の時代に起こった豊臣軍の朝鮮出兵の際に活躍した英雄の李舜臣(イ・スンシン)だ。

水軍の司令官に任継された彼は、亀の甲羅に似た船「亀甲船」を作り上げたり、豊臣軍の補給路を断つなど様々な功績を残した人物で、『不滅の李舜臣』などの作品で題材として扱われている。

3人目は、朝鮮王朝の22代王として即位した正祖(チョンジョ)だ。

彼の父親は、21代王・英祖(ヨンジョ)の息子で、英祖によって米びつに閉じ込められて餓死した思悼世子(サドセジャ)だ。

正祖は、朝鮮王朝27人の王の中で名君として知られており、朝鮮の文化を発展させたり、暗行御史(アメンオサ)を派遣して地方の問題点を把握するなど、国の安定にも力を注いだのである。

ドラマでは、イ・ソジン主演のドラマ『イ・サン』やヒョンビン主演の映画『王の涙-イ・サンの決断-』などの作品で、彼の生涯が描かれている。

以上のように、ドラマや映画でよく取り上げられる歴史人物が好きだというパク・シフ。彼は今後も俳優として印象深い演技を見せてくれることだろう。

文=大地 康

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