『トンイ』のヒロインとして人気を誇るハン・ヒョジュが日本映画に出演!

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今でも日本の様々なチャンネルで繰り返し再放送がされている『トンイ』が、NHKで初めて放送されたのは2011年のことだ。

つまり、この傑作ドラマが日本で広く知られるようになってから、ちょうど10年が経ったのである。

それ以来、ヒロインを演じたハン・ヒョジュの名前は日本でも有名になり、彼女は「韓国時代劇の華」とも称されるほどだった。

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それほど、『トンイ』でハン・ヒョジュは新鮮で強烈な印象を残している。

なによりも彼女は、『トンイ』の主人公を爽やかに演じきった。ドラマ自体は、朝鮮王朝の王宮をめぐって人間の欲望が渦巻き、国王・王妃・側室・高官が入り乱れて権力闘争が激しく描かれていた。ハン・ヒョジュが演じたトンイも、爽やかな存在ばかりでいられるはずもなく、裏切りや復讐といったドロドロした場面で必死に生きていかなければならなかった。

ハン・ヒョジュ
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最良のイメージに彩られた女優

しかし、「韓国時代劇の巨匠」と呼ばれるイ・ビョンフン監督の演出は本当に巧みで、まっとうに生きるトンイの誠実さが随所に出るドラマとなった。その中で、ハン・ヒョジュは持ち前の明るさを失わず、どんなに難しい局面でも人間の正直さと心遣いを一生懸命に演じて、トンイというキャラクターを魅力たっぷりに彩っていた。

そのことが多くの視聴者の共感を呼び、『トンイ』という時代劇が「何度でも見たい傑作」と評価されるようになったのだ。

こうして最良のイメージに彩られたハン・ヒョジュは、その後の作品でも素敵な存在感を見せてくれた。

そして、最近は日本映画の『太陽は動かない』にも出演している。

3月5日に日本で公開された『太陽は動かない』は、人気作家の吉田修一の原作を映像化した作品だ。

主役は藤原竜也で、さらに出演陣が超豪華だ。竹内涼真、佐藤浩市、市原隼人に加えて、韓国から人気女優のハン・ヒョジュが登場している。本当に豪華なキャストが揃ったと評判になっているが、その中でも、ハン・ヒョジュの美しい姿を日本映画で見られるのは本当にうれしい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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