ドラマ『梨泰院クラス』で日本でも人気の女優クォン・ナラが、新たに出演する時代劇ドラマ『暗行御史(アメンオサ):朝鮮秘密捜査団』の韓国放映開始がいよいよ間近に迫ってきた。
ドラマは12月21日午後に韓国のKBSで放映開始となるが、韓国メディアではクォン・ナラの変身ぶりを特集する記事が目立つ。
【写真】『梨泰院クラス』女優クォン・ナラ、時代劇で新たな魅力発散!!
というのも、クォン・ナラは近年、毎作品でさまざまな事情、職業、感情線を持った人物に挑戦してきたからだ。
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』、『ドクター・プリズナー』、そして『梨泰院クラス』など話題性と作品性が同時に認められた作品に出演し、ヒロインとしての地位を固めてきた。
特に韓国で今年初めに放送された『梨泰院クラス』では、パク·セロイ(パク·ソジュン)の初恋相手として大活躍した。
また、クォン・ナラは今年、様々な広告のラブコールを受けた。ファッション雑誌とのグラビアでも独特な雰囲気と美貌を披露し、10月には文化体育観光部、韓国工芸デザイン文化振興院韓服振興センターが委嘱した韓服広報大使にも選ばれている。
そんなクォン・ナラが満を持して初めて挑む時代劇が、『暗行御史:朝鮮秘密捜査団』だ。ドラマは、腐敗を清算し不正に対抗して民衆の無念を晴らす朝鮮王朝時代の王室直属の秘密捜査官・暗行御史たちとその仲間たちとなる“御師団”の活躍を描いた痛快なコミックミステリー捜査劇になるという。
劇中でクォン・ナラが担う役柄は、眩しい美貌と聡明さを持つ妓生ホン·ダイン。ただ、実はそれは偽りの身分で実は茶母(タモ)。
茶母とは朝鮮王朝時代に活躍した女刑事のようなもの。ホン・ダインはヤンバンの不正を暴く任務遂行のために妓生になりすまして過ごしていた時、主人公で暗行御史であるソン・イギョム(キム・ミョンス扮)と偶然出会い、「御師団」の一員として彼と行動をともにし、スリルあふれる冒険劇を繰り広げていく。
作品を重ねるごとに成熟した演技力とキャラクター消化力を見せて、今や2020年を代表する人気女優になったクォン・ナラが、『暗行御史』でどのような魅力を新たに引き出すのか、興味深い。
構成=韓ドラ時代劇.com編集部
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