女優キム・ユジョン(26)が、子役時代に思春期で苦しんだ当時の記憶を振り返った。
【写真】キム・ユジョン、新作での学生服姿に大反響!「ついに会える」
11月16日、YouTubeチャンネル「fairy jaehyung」が公開した動画にゲスト出演したキム・ユジョン。
MCのチョン・ジェヒョンが「ユジョンが“国民の妹”として成長する姿をみんなが見守ってきたが、その裏の姿はあまり知られていない。どうだった?周囲がみんな親しみを込めて接する中で、思春期が来た時は相当つらかったのでは」と聞くと、彼女は次のように語った。
「今は当時そうだったんだと分かるけど、その頃は自分でもよく分からなかったです。ずっと仕事ばかりしていて。学校に通っても学校と現場を行き来する生活で、外に出て誰かの反応を感じる機会もありませんでした。SNSも今ほど活発な時代ではなかったですし。『太陽を抱く月』の頃、初めて自分への関心が高まっていることを実感し始めました」
チョン・ジェヒョンが「その頃、思春期だったんじゃない?」と尋ねると、キム・ユジョンは「まさにその頃から始まりました。そこから大人になるまでずっと、ひとりで混乱していました」と告白した。
チョン・ジェヒョンが「僕も20歳から活動を始めたけれど、それでも基準が揺らぐ時期がある。幼い頃は親の選択だったとしても、その後の選択はきっと君自身のものだったはず」と共感すると、キム・ユジョンは「ちょうどその頃が、自分で(作品を)選び始めた時期でした。『太陽を抱く月』も、台本に書かれた言葉がとてもよくて“どうしてもやりたい!”と強く願って決まったんです」と振り返った。
続けて「思春期が一番ひどかったのは16歳の頃。自分が誰なのか分からなくなったんです。ちょうどそういう時期じゃないですか。自我を探していく時期というか」と話すと、チョン・ジェヒョンも「そう。親から独立して、動物で言えば巣立ちの時期だよね」と頷いた。
キム・ユジョンは「そう、ひとりで飛ぶ方法を学ぶ時期です。その頃、1カ月ほど部屋から出ない時期もありました。真っ暗な部屋でひとり横になって、『私は誰なのか』『私はどんな性格の人間なのか』と延々考えていました。ちょうど難しい役を立て続けに演じていた時期でもありました。『太陽を抱く月』の後、ソン・ドンイル先輩と映画『秘密』を撮影し、『ラブリー・アラン 』も同時期に撮っていたんですが、学校暴力の被害者と友情を育んだり、父親が殺人犯でその血を受け継いだりするキャラクターで、重い役ばかりでした」と明かした。
さらに「それまでは、自分もそんな重いキャラクターを演じてみたいと思っていたし、『演技なんだから私には問題ない』と思っていました。先輩たちが『役が染みついて抜けるのがつらかった』と話していても理解できなくて。でも、あの時期にそういう役を続けて演じながら、自分でも体感できたんです。そこから『私は誰なのか』という問いにまで行き着きました」と打ち明けた。
キム・ユジョンは現在配信中のTVINGオリジナルドラマ『親愛なるX』(Disney+で配信中)に主演。
(記事提供=OSEN)
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