俳優チョ・ジョンソク(44)が、悪役を演じる際の苦労を率直に語った。
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チョ・ジョンソクは10月29日、YouTubeチャンネル「VIVO TV」が公開した新しい動画に出演し、トークを繰り広げた。
「コミカルな役と悪役、どちらが難しいか」と聞かれると、チョ・ジョンソクは「実は悪役のほうが難しい」と答えた。するとMCのソン・ウニは「『弱いヒーロー Class2』を観て本当に驚いた。あまりに恐ろしい悪役だった」と感想を述べた。
チョ・ジョンソクは「準備の過程が必要だと思う。自分とまったく性格の異なる人物を演じるときには、二つの感情が共存する。ひとつは面白さであり、もうひとつは難しさだ。性格が違うからこそ難しい部分も多いが、同時に自分とは違う人物を演じるという点で仮面をかぶるような感覚になる」と語った。
さらに「悪役を演じる時は、普段の自分も変わることを妻が感じるらしい。自分では気づかないけれど、雰囲気や目つきが違うと言われる。だから撮影後は早く役から抜け出そうと努力している。感情を引きずると“人間チョ・ジョンソク”としての生活がなくなってしまうので」と明かした。
また、自身の経験として「2009年にミュージカル『春のめざめ』で神経質な青年を演じたことがある。6カ月間の公演中、あまりに役に入り込みすぎて普段の自分まで暗くなってしまった。雨の日に傘を差すと顔が見えないくらい深くかぶっていた」と振り返った。
続けて「公演を観に来てくれた女優チョ・ヨジョンさんが、終演後に『ジョンソク、あなたはあなた自身よ』と言ってくれた。その言葉がとても心に響き、それ以来は役から早く抜け出すようにしている」と振り返り、「カメラが回る直前までふざけるけど、撮影が始まると一気に集中する。そうすると自然に感情が湧いてくる」と演技への向き合い方を語った。
チョ・ジョンソクはこのほど、妻で歌手のGummy(本名パク・ジヨン)が第2子を妊娠したことを発表した。
(記事提供=OSEN)
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