『トンイ』を助けるチョン尚宮を演じたキム・ヘソンは何を語ったか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『トンイ』では、8月19日の第12話で、ハン・ヒョジュが演じるトンイが奴婢から女官に大出世を果たした。

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彼女が所属したのは女官の不正を暴いていく監察府(カムチャルブ)。誰からも恐れられた厳しい職場なのだが、トンイはすぐにイジメにあってしまう。そんな中で、何かと教えてくれたのが、キム・ヘソンが演じているチョン尚宮(サングン)であった。

このチョン尚宮は仕事に一生懸命取り組む女官だった。不正を絶対に見逃さないという強い意識を持っていたし、権力のある人に屈しない正義感も備えていた。

そんなチョン尚宮から見れば、トンイは行動力があって気持ちがまっすぐな女性だった。それゆえ、チョン尚宮はトンイのことを認めて彼女のことを助けようと思ったのである。

もしトンイが不真面目だったら、決してチョン尚宮は許さなかっただろう。逆にトンイが信頼できる女性だったから、チョン尚宮が快く迎えてくれたのだ。

キム・ヘソン
『トンイ』でチョン尚宮を演じているキム・ヘソン

女優という仕事に傾ける情熱

そんなチョン尚宮を演じるキム・ヘソンは、『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムの母親を演じていた。そして、『トンイ』ではイ・ビョンフン監督が職業を持っている女性をたくさん描くということを聞いて、ぜひ演じてみたいと思ったという。

監察府の女官というのは特殊な職業だったとはいえ、このドラマを通して韓国女性の仕事に対する熱意を伝えたい、とキム・ヘソンは考えていた。彼女自身も、女優という仕事に誇りを持って情熱を傾けている。

そういう立場で考えても、女性にとって不利だった朝鮮王朝時代に、検察のような役割を果たした監察府は必要不可欠であったし、不正を絶対に許さなかったチョン尚宮は頼もしい存在だった。しかも、キム・ヘソンは自分で実際に演じて、本当に嬉しかったそうだ。

これからもドラマでは、トンイにとって厳しい場面が連続していくだろう。それでも、キム・ヘソンが演じているチョン尚宮がトンイを大いに支えてくれるはずだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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