【あの人は今】チャングムの母を演じたキム・ヘソンはその後にどんな作品に出ていたか

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傑作『宮廷女官チャングムの誓い』でイ・ヨンエが演じたチャングムの母親をよく覚えているだろうか。母親は宮廷の女官だったパク・ミョンイであり、演じていたのはキム・ヘソンだった。

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ドラマの中でミョンイは陰謀に巻き込まれて毒殺されそうになった。そんな彼女を救ったのが、女官の親友だったハン・ペギョン(演者ヤン・ミギョン)であった。彼女が毒の中に解毒剤を混ぜておいてくれたことで、ミョンイは奇跡的に意識を取り戻すことができた。

そんなミョンイをさらに救ったのが、武官を辞めて山中にこもっていたソ・チョンス(演者パク・チャンファン)だ。チョンスとミョンイの間に愛が芽生えて結婚することになり、生まれたのがチャングムであった。この娘はチョンスとミョンイに愛情を持って育てられたのだが、結果的に両親が命を落としてしまう。

それでも幼いチャングムは宮廷の女官の見習いになり、やがてハン尚宮(サングン)の弟子として修業を積む。そのハン尚宮こそが、ミョンイの命を救ったハン・ペギョンなのである。

ハン尚宮はチャングムがミョンイの娘であることをずっと知らずにいたのだが、ヤマ場になってようやくその事実に気づき、ハン尚宮とチャングムはお互いに涙を流して喜び合った。それは、『宮廷女官チャングムの誓い』の中でも屈指の名場面だった。

女優として息が長い活躍を続けているキム・ヘソン

バイプレイヤーとして活躍する女優

こうして『宮廷女官チャングムの誓い』で印象深い演技を披露したキム・ヘソンは、同じくイ・ビョンフン監督が演出した『トンイ』でも重要な役に扮していた。

演じたのは、宮廷の不正を取り締まる監察府のチョン尚宮であった。彼女は一見すると、真実を追求するあまり冷たく見られそうなのだが、仕事に不慣れなトンイ(演者ハン・ヒョジュ)のことを温かく見守り、懐の深さをたっぷりと見せていた。

その後のキム・ヘソンは、貴重なバイプレイヤーとして数多くのドラマで活躍している。最近では、『赤い風船~絡み合う糸~』(2022~2023年)や『美女と純情男』(2024年)に出演していた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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