【あの人は今】『朱蒙』のヒロインを演じたハン・ヘジンの女優魂が光る人生

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韓国時代劇にはメガヒットを記録したレジェンド級の名作がたくさんあるが、その中でも、2007年に制作された『朱蒙』は別格の輝きがあった。

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このドラマは、高句麗(コグリョ)の初代王・朱蒙(チュモン)の人生を描いた歴史ファンタジーであり、韓国では最高視聴率52.67%を記録している。しかも、歴代トップとなる35週間視聴率1位という「とてつもない大記録」も達成。まさに「国民ドラマ」と呼ぶにふさわしい傑作だった。

主役の朱蒙を演じたのがソン・イルグクであり、ヒロインのソソノはハン・ヘジンが扮していた。彼女の人気もドラマの盛り上がりにつれて頂点に達した。その人気は日本にも波及し、当時人気があったテレビバラエティ『笑っていいとも!』にも出演するほどだった。

その後のハン・ヘジンは、女優として映画『傷だらけのふたり』(2014年)で主演を果たすと同時に、バラエティ番組『みにくいうちの子』でMCを務めるなどマルチな才能を発揮していた。

プライベートでは、韓国のサッカー代表チームの司令塔でキャプテンを務めたキ・ソンヨンと2013年に結婚。2015年には女の子を出産し、2016年以降は夫がプレーするイギリスと韓国を行き来する生活を送っていたこともあった。

ハン・ヘジン
女優として際立った存在感を見せているハン・ヘジン

健在ぶりを示した女優

それでも、何度かのブランクがありながら、女優としての活動も継続し、2018年には『私の愛、あなたの秘密』で余命3カ月の女性に扮して印象的な演技を披露した。

さらに、2023年には『離婚弁護士シン・ソンハン』で強烈な存在感を示した。このドラマは、ピアニストでありながら離婚訴訟専門の弁護士に転身したシン・ソンハン(演者チョ・スンウ)が型破りな手法で問題を解決していく作品だが、ハン・ヘジンはお天気キャスター出身でラジオDJのイ・ソジンに扮していた。

彼女はモラハラ夫から息子を守るためにシン・ソンハンと一緒に離婚訴訟に乗り出すことを決意。やがてはシン・ソンハン弁護士事務所で働くことになる。そういう境遇の女性をハン・ヘジンは快活に演じて、女優としての健在ぶりを大いに示していた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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