女優シム・ウンギョンが新ドラマ『韓国でビルオーナーになる方法』(原題)にキャスティングされ、約1年ぶりに韓国ドラマに復帰する。
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本作では、ハ・ジョンウ、イム・スジョンとの共演に加え、映画『マダム・ペンドク』などで知られるイム・ピルソン監督との初タッグが実現し、早くも大きな関心を集めている。
6月16日、本サイト提携メディア『OSEN』の取材によると、シム・ウンギョンは本作への出演を正式に決定し、豪華キャスト陣に名を連ねた。
『韓国でビルオーナーになる方法』は、誰もが憧れる「ビルオーナー」になったものの、実際には借金に苦しむ主人公が、家族と建物を守るために犯罪へと手を染めていく姿を描くスリラードラマ。富の象徴の裏側に隠された現実、そして極限に追い込まれた登場人物たちによる誘拐劇を通じて、息詰まる緊張感と社会的メッセージを同時に届ける。
シム・ウンギョンが演じるのは、幼い頃に海外へ養子に出され、久しぶりに韓国を訪れる女性。慣れないソウルの暮らしの中で冷たい現実に直面しながら、複雑に絡み合う事件の中で物語の重要な鍵を握る存在として活躍する。“よそ者”の視点から韓国社会の裏側を見つめ、繊細な感情表現で物語への没入感を高めることが期待されている。
シム・ウンギョンは、2020年に「第43回日本アカデミー賞」で最優秀主演女優賞を受賞し、以降も国内外の多様な作品で存在感を発揮してきた。今回の復帰作は、2023年に配信されたwavveオリジナルドラマ『パク・ハギョンの旅行記』以来、約1年ぶりの韓国ドラマ出演となる。昨年はオムニバス映画『THE KILLERS』で約6年ぶりにスクリーンにも復帰しており、女優としての新たなフェーズに注目が集まっている。
なお、『韓国でビルオーナーになる方法』は現在キャスティングの最終段階にあり、2025年下半期より本格的な撮影が開始される予定だ。
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