子役オールスターが活躍した『太王四神記』はまさに「スター俳優製造機」だった

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優れた子役の存在はドラマで絶対に欠かせない。そういう意味で、伝説的なほど子役の活躍が目立ったドラマが『太王四神記』であった。このドラマは2007年に韓国MBCで放送されて平均視聴率が30%以上を記録。最高視聴率も35%を越えていた。

【写真】子役出身俳優ユ・スンホの素の姿は?好青年ぶりに“ドキッ”

なぜ、これほど『太王四神記』は成功したのか。様々な要因があるが、序盤に大活躍した子役の存在もとても大きかった。結局、芸達者な子役たちが物語の導入部でドラマを大いに盛り上げ、後の人気の起爆剤になっていたのであった。

その子役の顔ぶれは、今あらためて見ても本当に凄かった。

まず強調したいのが主役のタムドクについて。ペ・ヨンジュンが演じていたが、タムドクの子供時代を演じていたのは、当代随一の子役と称されたユ・スンホである。苦しい境遇で育っていく過程を描いていくときの演技は大人顔負けだった。

「『太王四神記』に出たおかげで、本当に歴史の勉強になりました。しかも、主人公の広開土大王(クァンゲトデワン)は、たまたま学校の試験の範囲に入っていたので、演じたことがかなり役に立ちました」

ユ・スンホ、シム・ウンギョン、パク・ウンビン
左からユ・スンホ、シム・ウンギョン、パク・ウンビン(写真提供=OSEN)

子役の活躍が目立ったドラマ

当時14歳だったユ・スンホはこう語っていたが、「子役は大成しない」という嫌なジンクスを覆して、大人になっても大成した姿を見せてくれた。

また、タムドクとラブロマンスを繰り広げるスジニはイ・ジアが演じたが、子供時代を引き受けたのがシム・ウンギョンだ。

彼女は『春のワルツ』で、男性主人公チェハ(ソ・ドヨン)に思いを寄せるイナ(イ・ソヨン)の子供時代を演じていて、その愛くるしさが評判になっていた。しかも、『太王四神記』で見せる笑顔も本当にかわいかった。

さらに、スジニのライバルとなるキハの役はムン・ソリが扮したが、その子供時代を演じたのがパク・ウンビンだ。このときの彼女は透明感のある美少女だった。

『太王四神記』は歴史ファンタジーという内容だったが、それにふさわしい子役たちがドラマの成功に大いに貢献していた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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