『ホジュン~伝説の心医~』で死期が近い師匠はホ・ジュンに何を教えたのか

このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『ホジュン~伝説の心医~』では、5月30日の第23話でホ・ジュン(演者キム・ジュヒョク)が医者としての正念場を迎えた。

【関連】人生を変える「努力」と「信念」、『ホジュン~伝説の心医~』の見どころ解説

彼は盲目となった高齢の女性の診察をすることになった。息子にはきちんと処方する薬の量を伝えていたのだが、その息子が薬の量を増やしすぎて、母親は盲目になってしまった。そこでホ・ジュンは解毒する処置を続けていった。

その様子を見ていた師匠のユ・ウィテ(演者ペク・ユンシク)は、ホ・ジュンに対して本来とは異なる治療法を指示をした。これでホ・ジュンは本当に困ってしまった。

果たして鍼を打つべきなのか。迷った末に、ホ・ジュンは自分の信念に従って治療を続けた。結果的に患者の目が見えるようになった。ホ・ジュンの診断は正しかったのだ。なぜユ・ウィテは従来とは違う治療を言ったのか。それはホ・ジュンに、自分の信念に基づく治療をしてほしかったからだ。

そこまで深くユ・ウィテは考えていた。そんな彼は、自ら死期が近いことを悟っていた。もはや医者としても自分の治療ができない段階に来てしまっていたのだ。

それゆえ、ユ・ウィテは生きている間に自分のすべてをホ・ジュンに教えようと考えた。ただし、師匠の死期が近いことをホ・ジュンはまだ知らない。

『ホジュン~伝説の心医~』
(写真=MBC)

医者としての正念場

ユ・ウィテとしても、息子のユ・ドジ(演者ナムグン・ミン)に期待するところが大きかった。しかし、彼は医者として立身出世を求めすぎて、本来の「患者を助ける」という目的から外れていた。それゆえ、ユ・ウィテは自分の息子に辛く当たることもあった。

しかし、ホ・ジュンはまさにユ・ウィテが望んでいた「心医」になれる男だった。だからこそ、あえて突き放して試練を与えたりしていた。

もはやユ・ウィテは長く生きてはいられない。とはいえ、最後までホ・ジュンを指導したい。そんな中で、ユ・ウィテの死期が近いことをホ・ジュンが悟ったら、果たして彼はどのように行動するだろうか。そういう局面がいよいよ近づいていた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】『ホジュン~伝説の心医~』でキム・ジュヒョクが演じた偉人の業績はどれほど不滅なのか

【関連】『ホジュン~伝説の心医~』のナムグン・ミン出演の医療ドラマ2選

【関連】『ホジュン~伝説の心医~』のペク・ユンシクは実はこの時代劇に出演していた

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事