【あの人は今】元祖「韓流四天王」のウォンビンは俳優から何年遠ざかっているのか

このエントリーをはてなブックマークに追加

2000年のドラマ『秋の童話』で大ブレイクしたウォンビン。日本で韓流ブームが起きたときは、「韓流四天王」の1人として絶大な人気を獲得した。兵役中にケガで途中除隊になったことは不本意だっただろうが、2009年には映画『母なる証明』で演技派として完全復活を果たした。

【関連】15年ぶりに姿を現したウォンビンが最新広告で見せた驚きの近況

この映画でウォンビンが演じたのは、女子高校生を殺害した容疑で逮捕されたトジュン役だった。息子の無実を信じる母(キム・ヘジャが演じていた)が、真犯人を突き止めようとする過程を映画は克明に描いていた。

実際、トジュンはかなり難しい役だった。それだけに、演じたウォンビンの苦労も並大抵ではなかったが、彼は完全にトジュン役に成りきって演技力の確かさを示していた。

ウォンビンも役作りに関して次のように語っている。

「今回は自分にとって難しい挑戦でしたが、演じるうえで楽しいこともありました。トジュンという役は純粋な部分を持っているのですが、うわべだけの純粋さにこだわってしまうと見てくださる方にそっぽを向かれてしまうと思い、彼の中身から出てくる純粋さを出すように努力しました」

ウォンビン
2013年当時のウォンビン (写真提供=OSEN)

俳優復帰はあるのか

こうした姿勢を見せたウォンビンは、『母なる証明』で高い評価を得た。

この映画は、後に『パラサイト 半地下の家族』で米アカデミー賞を席巻したポン・ジュノ監督の作品だ。これほどの名監督に称賛されたウォンビンは、次に2010年に主演した映画『アジョシ』を大ヒットに導いている。

しかし、俳優として順風満帆だったウォンビンがまさか……。以後は俳優としての活動がまったくないのである。

プライベートでは、2015年5月にイ・ナヨンと結婚している。故郷の江原道(カンウォンド)の麦畑で極秘に挙げた結婚式は大いに話題になった。

「いよいよ俳優として本格復帰か」

そう思われたが、結局、今まで俳優としての活動をしていない。多くのオファーはあったのだが、すべて断ってしまったという。

しかし、最近は高機能スキンケアブランドの広告キャンペーンに姿を見せている。47歳になっているが、美しいビジュアルは変わっていなかった。

引退したわけではないウォンビン。果たして俳優復帰はあるのかどうか。こればかりは本人の気持ち次第と言わざるを得ない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】妻は復帰したのに…。俳優ウォンビン、開店休業13年間の裏には何がある?

【関連】イ・ナヨン、4年ぶりの復帰の理由は?

【関連】韓国人俳優と結婚した日本人女性・アヤネさん、初の家族写真を公開!【PHOTO】

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事