韓国で7月30日からJTBCで土日ドラマとして放送がスタートしたソン・ヒョンジュとチャン・スンジョ主演の『模範刑事2』。
【写真】『ヘチ』で悪役、『賢い医師生活』では憎めない男に!! チョン・ムンソンの役者魂
本作で、仁川西部警察署のベテラン刑事カン・ドウォン役を務めるソン・ヒョンジュと、ドウォンの相棒でのエリート刑事オ・ジヒョクに扮するチャン・スンジョ。2人は、前作の『模範刑事』にも同様の役で出演していた。
続編の『模範刑事2』から合流し、2人と共演しているチョン・ムンソンは、本作でウ・テホに扮している。
ウ・テホは、キム。ヒョジン扮するTJグループ会長の娘チョン・ナナの夫で、TJグループで法務チーム長を務めているキャラクターだ。
その『模範刑事2』ですばらしい演技を披露するチョン・ムンソンの時代劇を紹介しよう。
彼が出演していた時代劇で真っ先に思い浮かぶのは、チョン・イルが主演を務めた『ヘチ 王座への道』だろう。
朝鮮王朝21代王・英祖（ヨンジョ）の若き日の活躍を描いた時代劇で、英祖は王として即位する前はヨニングンと呼ばれていた。
そのヨニングン役のチョン・イルの他に、チョン・ヨジ役のコ・アラやパク・ムンス役のクォン・ユルなどが出演していた。
『ヘチ 王座への道』でチョン・ムンソンが演じていたのは、王族でありながら多くの悪事を働いた密豊君（ミルプングン）というキャラクターだ。
劇中で、チョン・イル扮するヨニングンを罠にはめようとしていた悪役の密豊君を演じたチョン・ムンソンの演技は、とても迫力があった。
同じ英祖の時代を扱った時代劇と言えば、2014年に放送された『秘密の扉』がある。
『秘密の扉』で英祖を演じたハン・ソッキュを始め、英祖の餓死させられた息子の思悼世子（サドセジャ）役のイ・ジェフン、貸本屋の娘で天才小説家のソ・ジダム役のキム・ユジョン、思悼世子の正室である恵慶宮（ヘギョングン）役のパク・ウンビンなど豪華メンバーが集まっていた。
そんな『秘密の扉』でチョン・ムンソンは、朝鮮王朝時代に罪人を捕まえる役所として存在していた「捕盗庁（ポドチョン）」の従事官のピョン・ジョンイン役で出演していた。
時代劇だけでなく現代劇でも活躍を見せるチョン・ムンソン。これからも彼の活躍には注目していきたい。
文＝大地 康
■【写真】『ヘチ』で密豊君を演じた俳優チョン・ムンソンの印象とは？
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