『LINK:ふたりのシンパシー』の女優ムン・ガヨンが多彩な魅力を放った。
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劇中でノ・ダヒョン役を務めたムン・ガヨンは、ファンタジーロマンスからミステリー、スリラーまで、時々刻々変わるジャンルに合わせた熱演を繰り広げ、“信じて見られる女優”であることを証明した。
まず、何よりも現実的なキャラクターに変身した。家賃も滞納するほど、お金に困っているダヒョンの涙ぐましい日常をリアルに表現しただけでなく、厳しい現実にも諦めず、がんばって生きる人物の状況と感情を繊細に表現して視聴者の共感を引き出した。
こみ上げる感情を抑えながら、動揺することなく人物の変化を伝えるムン・ガヨンの感情演技が、視聴者を物語に引き込ませた。
また、ぞっとする恐怖に包まれた感情と、衝撃的な展開をきめ細かな演技でしっかり埋めていった。ずっと自分をつきまとうストーカーと向き合って感じた恐怖、そして取り返しのつかない事件を経験した後、次第に締め付けられる雰囲気をひたすら演技力と存在感で満たしていった。
一方、見るだけでときめきを刺激するムン・ガヨンのロマンス演技は、最高潮だった。
相手の感情につられて泣いたり笑ったりする「感情共有」という独特なファンタジー要素は、特別なときめきを誘った。特に、初恋の相手がゲフン(演者ヨ・ジング)だったというダヒョンの物語を、納得のいく演技力で描き出し、2人のロマンスを応援させた。
ムン・ガヨンは人物の変化をありのままに伝える“現実共感ドラマ”から、どっしりとした存在感で恐怖を表現したスリラー、ラブコメ女神ならではの特別なロマンスまで、1つの作品の中で多彩なジャンルを自由自在にこなし、円熟味を増した演技を繰り広げた。
ムン・ガヨンが主演した『LINK:ふたりのシンパシー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。
(記事提供=OSEN)
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