2018年『ボーイフレンド』で注目され、2020年から2021年の『賢い医師生活』シリーズで人気を博し、2021年『調査官ク・ギョンイ』でも好評を得るなどで活躍する女優のクァク・ソニョン。
「俳優にならなければならない」という思いから、大学もその方面に進んだ彼女が、ミュージカルに出るようになった経緯について語った。
大学生活をとても楽しんでいた彼女だが、大学4年の夏休みに「あと1学期しか残っていない。どこにも所属がなくなるのは不安だな」と思ったという。
その中で、サイトで見つけたミュージカルのオーディション応募したのがきっかけだそうだ。
その後、10年近くミュージカルをやっていたクァク・ソニョン。そのときは他の媒体にもでないといけないとは考えていなかったという。
しかし、あるとき、ミュージカルでの共演者の紹介で受けた広告のオーディションがきっかけで、多くの広告に出演しているうちに、カメラの前で演技することが面白くなったそうだ。
そして、その流れで自然と縁ができてドラマにも出るようになったクァク・ソニョン。
ドラマの『ボーイフレンド』でのソン・ヘギョ扮するヒロインの秘書役の姿が印象的だったが、「当時ドラマのことをよくわかっていなかったこともあり、ひたすらセリフを覚えていた」と語るクァク・ソニョン。
そのドラマの序盤はキューバで撮影していたが、出番が1話のみだったため、ホテルからビーチまで歩き、繁華街まで往復5時間かかる距離を毎日歩いていたという。
しかし、日焼けのし過ぎでシーンがつながらなくなってしまうといけないと思い、途中からずっとホテルの部屋にいたそうだ。
以上のように、ドラマでもミュージカルでも演技の面白さを伝えてくれるクァク・ソニョン。彼女は、次はどんな作品で演技を見せてくれるのかがとても興味深い。
文=大地 康
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