『哲仁王后』の豆知識④ゼッタイ覚えたい!! 視聴に役立つ必須の用語とは?

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テレビ東京で放送中の『哲仁王后~俺がクイーン⁉~』は本当に面白い。このドラマの真髄を楽しみたくて、吹き替え版ではなく韓国語版で見ている人も多いことだろう。今は、リモコンの「音声切替」で簡単に韓国語版に切り替えることができる。

【写真】【『哲仁王后』の主要キャスト】傑作時代劇の登場人物はどんな人?

そうやって字幕でドラマを見ていると、やたらと出てくる頻出用語に気づく。それを知っておくと、さらに韓国語版の醍醐味がわかってくる。

そこで、ドラマに頻出する用語について解説しよう。

●主上(チュサン)……国王のこと。字幕では「王様」となるが、韓国語では必ず「主上」と呼ぶ。「王様」では呼び方が軽すぎて失礼に当たる。

●殿下(チョナ)……国王に対する尊称。発音では「チョーナー」と音引きを加える。

●中殿(チュンジョン)……王妃のこと。文字の通り広い王宮の中間部に住んでいた。また、王妃は中宮(チュングン)と呼ばれることも多かった。

『哲仁王后~俺がクイーン⁉~』を韓国語でも楽しんでみよう(写真=© STUDIO DRAGON CORPORATION)

覚えておきたい用語

●大王大妃(テワンテビ)……国王の祖母のこと。かならず王族女性の最長老になるので、絶大な権力を握っている。

●大妃(テビ)……国王の母のこと。大王大妃がいなければ王族女性のトップになる。韓国時代劇ではとても多く出てくる存在だ。

●媽媽(ママ)……王族女性たちに付ける尊称。「中殿媽媽」「大王大妃媽媽」「大妃媽媽」のように使う。

●後宮(フグン)……側室のこと。王宮の後ろ側に住んでいた。

●内婦命(ネミョンブ)……王宮の中にいる女性たちのこと。特に女官を指すことも多い。

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© STUDIO DRAGON CORPORATION

●尚宮(サングン)……女官の中で最高位の役職。

●水刺間(スラッカン)……女官の中で料理を用意する部署のこと。

●大監(テガム)……高官の中で正二品以上の品階を持つ人に対する尊称。

以上の用語は『哲仁王后~俺がクイーン⁉~』を見ていると、本当によく出てくる。それだけに、しっかり覚えておきたい。
これらを知っておくと、韓国語により親しくなってドラマにさらに愛着が沸くことだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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