『馬医』の歴史解説!クァンヒョンやチニョンが働く司僕寺=サボクシとは?

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』。このドラマはこれまで11話放送されている。その中で司僕寺(サボクシ)という機関が登場するが、いったい何をするところなのだろうか。

『馬医』の物語の中で初めて司僕寺が登場したのは第5話で、クァンヒョンが働いていた牧場に清に献上する大切な馬を預けているが、その馬は肺に病気を患っていることがわかる。

【関連】『馬医』の歴史解説!朝鮮王朝時代にとって馬は欠かせない存在だった

次に登場したのは第6話だ。

朝鮮王朝時代にとって、馬は移動手段や献上品として絶対に欠かせない存在だった。そのため、もし清に献上するその馬を使節団が来る前に治せなければ、朝鮮王朝と清の関係がしてしまう。

『馬医』でチョ・スンウ扮するペク・クァヒョンとイ・ヨウォン演じるカン・ジニョン(写真=SPORTS KORE)

司僕寺の馬医たち

その問題の解決を任されたソン・チャンミン扮するイ・ミョンファンが司僕寺で言い訳ばかりしていた馬医たちに激怒していた。

そこに現れたクァンヒョンが馬の治療をすることになり、正確に治療を進めていくが途中で司僕寺の馬医たちの妨害にあいながらも無事に治すことに成功した。

その功績により、第8話でクァンヒョンは司僕寺の見習い馬医となったのである。

ここまで司僕寺が登場したドラマのシーンを振り返ったが、簡単に言えば、司僕寺とは馬や馬小屋の管理、牧場の馬の飼育を担当する部署だ。

もっと細かく分ければ、王や重要人物の移動手段を担っていたのが宮殿の内にある「内司僕寺(ネサボクシ)」、牧場の管理をしていた宮殿の外にある「外司僕寺(ウェサボクシ)」となる。

ちなみに、クァンヒョンが見習いとして働く司僕寺には、ヒロインであるチニョンも所属している。

今後、クァンヒョンが見習い馬医としてどう成長するかも気になるが、主人公とヒロインの2人の関係にも注目してみよう。

文=大地 康

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