女優キム・ゴウン(34)が制作発表会で涙を見せた理由について語った。
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9月22日、Netflixオリジナルドラマ『ウンジュンとサンヨン』に主演したキム・ゴウンの合同インタビューが行われた。
『ウンジュンとサンヨン』は、互いを最も好きで憧れ、同時に嫉妬し憎みながらも、生涯にわたり複雑に絡み合った2人の友人、ウンジュンとサンヨンのすべての時間を描く物語。
今月5日に開かれた制作発表会で、キム・ゴウンはパク・ジヒョン扮するサンヨンから尊厳死のために同行してほしいと頼まれるシーンを説明する際、「ただ上手く見送ってあげたいと思った」と語りながら涙を流した。
インタビューでは「当時、どの部分で涙が出たのか」との質問があった。キム・ゴウンは「気後れしてしまうので、記事にする際は丁寧に書いていただきたい。まだ整理がついていないので…」と切り出し、次のように語っている。
「実は2023年に親しい友人を続けて失った。短期間に。その時期に偶然にも『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』と『ウンジュンとサンヨン』という2作品を撮影した。『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』は主に20代の友情の話なので、(亡くなった友人たちを)思い出すことが多かった。『ウンジュンとサンヨン』は、残されたウンジュンがサンヨンについて紹介してあげる物語だと思う。サンヨンの日記を通して、彼女の人生、そして自分の人生を伝えていく話だと感じた。最後のシーンでスイスへ向かうウンジュンの心境を想像すると、『きちんと見送ってあげたい』という気持ちだった」
そして「本当に大切な人を見送る機会はなかなかない。臨終の場に立ち会うことすら難しい時もある。けれどウンジュンは最後の瞬間に寄り添い、『よく頑張ったね』『よく耐えたね』と声をかけることができた。それはウンジュンにとっても特別な機会だったのではないか。残された彼女はもちろん辛いが、心の荷が少し軽くなったのではと思う。その場面を思い出すと、今でも感情が込み上げてくる」と、胸の内を吐露した。
キム・ゴウン、パク・ジヒョンが主演した『ウンジュンとサンヨン』は、Netflixで独占配信中。
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