『イカゲーム』“史上最悪のヴィラン”を演じたイム・シワン、世界中から非難されても…「これは称賛」【インタビュー】

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7月2日、Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3で主演を務めた俳優イム・シワンのインタビューが行われた。

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イム・シワンは劇中、ゲーム参加番号333番のキャラクター、ミョンギを熱演。

仮想通貨投資をテーマにした配信を行っていたユーチューバーで、誤った判断により自身だけでなく視聴者たちにも多額の損失を与えた人物だ。

(※以下、ネタバレを含みます)

さらに、他の参加者であるジュニ(演者チョ・ユリ)の元恋人でもあり、ジュニの妊娠を知っ後は、共に生き残るために奔走。しかしその過程で徐々に悪へと堕ち、シリーズ史上最悪のヴィランと評されるようになる。

イム・シワンはこの日、「ミョンギがたくさん批判されているが、キャラクターとして非難されるのは“祝福”だとよく聞く。だから称賛だと思って、気持ちよく批判を受け止めてみようと思う」と余裕を見せた。また、「タノスやナムギュよりも悪い人という声もあった。いろんな種類の悪口が書かれていた気がする」と明かし、笑いを誘った。

イム・シワン
(写真=Netflix)

「“最悪のヴィラン”という評価に同意するか?」との質問には、「撮影中はそう思っていなかった。絶対悪と言える存在はタノスやナムギュだと思っていた。だから監督のディレクションに混乱することもあった。自分の考えと違ったので」とし、「監督の意図を汲み取ろうと努力したが、完成した映像を見て『ヴィランではないにせよ、相当嫌われるキャラクターにはなったな』と感じた」と苦笑した。

ミョンギというキャラクターと自身との違いについては、「全くの別人。比較されること自体、不愉快なくらいだ(笑)。ただ、彼を善悪で判断するよりは、“臆病で情けない人間”として捉えた。本人は賢いと思い込んでいるが、本質は臆病者。だからこそ、あのような行動に至る理由が生まれると思った」と説明。「共通点があるとすれば、自分の中にも“臆病な一面”が少しあることくらい」と付け加えた。

イム・シワン
(写真=Netflix)

また、「ミョンギを絶対悪だとは思っていないし、完全に悪いとも思わなかった。小賢しい策略が裏目に出て悪い結果を招いたけれど、少なくともジュニに対する思いだけは本物だと信じて撮影に臨んだ」と振り返った。

Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン3は現在、好評配信中。

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