『王女ピョンガン』『無駄なウソ』主演の女優キム・ソヒョン、“空白の2年間”を語った!【インタビュー】

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最近、ドラマ『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』に主演した女優キム・ソヒョンのインタビューが行われた。

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『無駄なウソ』に出演したことについて、キム・ソヒョンは「前作が時代劇だったし、主に落ち着いた役をやってきた。なのでラブコメも良いし、明るい作品なら良いなという気持ちで『無駄なウソ』に出会った。今まで経験のない、超能力を持つ人物も新鮮に感じたし、少し強そうなコンセプトだったので。新しい挑戦だったが、ファンの方々が喜んでくださって満足する」と感想を明かした。

いつの間にかデビュー15年目を迎えたキム・ソヒョン。

デビュー以来、休まずに仕事を続けてきた彼女は、2021年の時代劇『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』と、Netflixシリーズ『恋するアプリ Love Alarm』シーズン2以降、2年間の空白期間を設けたりもした。

彼女は「最初はわざと休んだわけではなく、なぜか作品が先延ばしになって休む時間が少し長くなった。最初は不安だった。休んだことがないので、何をしながら休めばいいのか分からなかった。そうするうちに釜山に短く旅行に行ったり、ゴルフが流行ったのでゴルフも習ったり、学校にも通ったり。すごくささやかな日常を過ごした。思えばそういう時間をちゃんと過ごしたことがなかった。だからささやかだけど、楽しもうという気持ちで気楽に過ごした。思ったよりしっかり休んで、また頑張って仕事をするエネルギーも得た。人って休みが大事なのだと知った」と打ち明けた。

ブランク期間中の気持ちについては次のように語っている。

(写真=IEUM HASHTAG)

「果てしない休みではないので大きな不安はなかったが、よく今までを振り返った。今の気持ちについて自問自答もたくさんしたが、思ったより大丈夫だった。大変な時期を上手く乗り越え、今は安定している。今までよくやってきたなと思え、ゆっくり休んでも良さそうだという気持ちで過ごした。10代の後半、20歳になったばかりの頃が大変だと聞いたけど、私もそうだった。演技をしながら自分自身を失った感じだった。なぜこの仕事をしているのか分からず、個人的にも、女優としてもスランプだった。その時を思い出しながら自分を振り返り、自分なりに上手く整理した時間だった」

もちろん、今も仕事に対する悩みもあったという。

「今まで私の演技に対して『安定的だ』とたくさん言われてきたけど、昔はその言葉がはたして褒め言葉?と思った。もちろん褒め言葉だろうけど、ある意味では単調で、期待感がないという気がして。それをどう打ち破ろうかと悩んだ。でもある時、安定的なのが私の長所だから、難しい役を任せてくれるのでは?と思って受け入れるようになった。それからはどんな新しいことをするか、どう面白さを与えるか、という強迫観念が無くなり、ただ流れるまま自然に、これからもお見せするものはたくさんあるから、と思えて気楽になった。その時々で見せられる新しいことを自由にやっていこう、と思っている。最近は大きな悩みはない」

女優としてもう一歩さらに成長したというキム・ソヒョンは、今後の自分の姿についてこう語った。

「以前から挑戦するのが好きだったとは思ったけど、人に比べると消極的だったと思う。自分と正反対のキャラクターには挑戦できなかった。もちろん任せられればやったはずだが、自分から選んだことはない。でも今は私が選ぶ年齢でもあるし、積み上げていく時期なので少し大胆な挑戦もしたいと思っている。不評を受けるかもしれないけど、それを気にせず、大胆な選択をしていけたらと思う」

最後に「私は人が最も大事だ」というキム・ソヒョンは、『無駄なウソ』の撮影をこう振り返った。

(写真=IEUM HASHTAG)

「すごく良い現場に出会えば、そこにいた方々のおかげで続けられたし、とても大変な時が訪れても良かった記憶を引き出して原動力にしてきた。今回の『無駄なウソ』をやりながらも幸せだった。一度も顔を赤らめることがなく、一番に挙げられるほど良い現場だった。こういう幸せのためにこの仕事を続けてきたよね!と思うほどだった。2年ぶりの復帰作なので特別でもあるし、現場で幸せだったので、これからも私の原動力になってくれるはずだ」

キム・ソヒョンが主演した『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』は、韓国で9月19日に最終回を迎えた。U-NEXTで配信中。

(記事提供=OSEN)

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