『チャングム』恋敵クミョンのその後…渡米結婚した女優ホン・リナ

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日本に韓流時代劇ブームを巻き起こした『宮廷女官チャングムの誓い』。その『チャングム』で主演のイ・ヨンエが演じたチャングムのライバルだったのが、クミョンだ。

最初は主人公チャングムの先輩だったものの、チェ一族の血を引くものとして職場のライバルとなり、ミン・ジョンホをめぐっては恋敵になる存在だ。

権力に固執するチェ一族出身の叔母であるチェ女官長のやり方に抵抗を覚えながらも、ミン・ジョンホへの叶わぬ想いからチャングムとは恋敵となり、やがて自身も権謀術数に手を染めていくクミョン。

ホン・リナ演じたグミョン(写真=2003-2004 MBC)

その複雑なキャラクターを演じたのが、『チャングム』放映前までは清純派女優として知られていたホン・リナだった。

そんな彼女が『チャングム』では一族に翻弄され、やがて自身も悪に染まっていく悲劇の女性クミョンを演じると決まったとき、彼女を知る関係者たちは驚いたという。

ただ、ホン・リナ自身は変身願望が強く、クミョンこそが自分のイメージ・チェンジに役立つと考え、出演を決心したらしい。

『チャングム』終了後は、現代ドラマ『妻たちの反乱』に出演。浮気性の夫に胸を痛め、夫の浮気に気づきながらも家庭の平穏を守るためにそ知らぬふりをする女性を演じて、“第2の全盛期”を迎えたと期待されていたが、2005年5月に単身アメリカへ。英語習得のために渡米した。

その後、しばらくの間、彼女の名は韓国マスコミから姿を消したが、2006年2月に現地で在米韓国人実業家と結婚して驚かせた。

その後、待望の赤ちゃんが生まれたことが明るみになり、韓国ではちょっとした話題になった。

現在は女優活動を休止し、夫と子供たちとともにアメリカ・カルフォルニア州のサンホゼで生活しているという。

構成=韓ドラ時代劇.com編集部

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