俳優キム・ムジュンが、早めに兵役を終えた理由を明かした。
【インタビュー】“BTSのジンそっくり” 俳優キム・ムジュンが視聴者の反応に一喜一憂した理由
12月23日、ドラマ『ダイナマイト・キス』に出演した俳優キム・ムジュンのインタビューが行われた。
1998年生まれのキム・ムジュンは、現在27歳。同年代の俳優たちが続々と入隊する年頃だが、キム・ムジュンはすでに2020年に除隊した“兵役済み”俳優である。俳優活動において空白期間がないことは、大きな強みだ。
これについてキム・ムジュンは「早く軍隊に行ったのは、特別な理由があったわけではありません。高校3年の時、受験にすべて落ちてしまって、逃げるように入隊しました。2月に高校を卒業して、5月に入隊したんです。大学に行けなかった代わりに軍隊に行ったわけです」と率直に打ち明けた。
さらに「軍隊にいる間、休暇を使って再び受験に挑戦しました。その結果がうまくいって、運良く除隊と同時に大学に入学することができました」と当時を振り返った。
続けて「“兵役済み”というメリットを意識したことは特にありませんでした。兵役はもう終えている。じゃあ自分さえ頑張れば芸能活動を続けられる、と思いました。空白期間がない分、もっと努力しなければならないと感じました」と語った。
今後の目標については「これまで出演した作品で、似ているキャラクターは一つもありませんでした。少しずつ違う役を演じてきて、『あの俳優がこの役だったの?』と言われたこともあります。『わかっていても』の時は“ブサイク”と言われたこともあります」とし、「これからも『この俳優があの役の俳優だったの?』と思ってもらえるくらい、毎回違う姿を見せられる俳優になりたいです」と語った。
一度は演技で受験に失敗したキム・ムジュンだが、再び演技の道を選んだきっかけも明かした。
「軍隊に行くと、多くの兵士たちが将来について悩みます。僕も同じで、演技をやめるつもりで入隊しました。でも実際に入ってみると時間はたくさんあるのに、演技以外にやれることがなかった。高校時代も勉強より演技に集中していましたし、自分の特技はやはり演技だと思ったんです。だったら、軍隊にいる間、ここまでと決めて最後までやってみようと“マジノ線”を決めました。その結果、大学に合格して、除隊後にまた演技を続けることになりました」
2025年を締めくくるにあたり、今年を振り返ったキム・ムジュンは「2025年は3作品が公開され、とても忙しく過ごしたと思っていましたが、今振り返ると、そこまで忙しくなかった気もします。もっと忙しくできたのではないか、もっと活動できたのではという悔しさも残っています」と率直な思いを語った。
そして「年々、時間が過ぎるのが早く感じます。少しでも何かを残したいという気持ちが、年を重ねるごとに強くなっています。2026年は、もう少し忙しく生きてもいいと思います。そのためにはありがたいことに仕事が必要ですし、自分で作り出すために、もっと必死に生きなければならないと感じているこの頃です」と続けた。
「(兵役済みの分)同世代より時間を儲けたのでは」という励ましに対しても、「それで自己満足したいとは思いません。それはそれでいいですが、僕は欲張りなんです。もっと仕事をしたい。今はとにかく熱い気持ちでいます」と、強い意欲をにじませた。
(記事提供=OSEN)
■【インタビュー】“BTSのジンそっくり” 俳優キム・ムジュンが視聴者の反応に一喜一憂した理由
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