パク・ソジュンが主演を務める最新ドラマ『明日はきっと』の制作過程が明らかになり、韓国ドラマファンの間で期待が高まっている。
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本作は、韓国で12月6日22時40分にJTBCで初放送、日本では翌7日にPrime Videoで配信開始される予定だ。
『明日はきっと』は、かつて2度恋に落ち、そして別れたイ・ギョンド(パク・ソジュン)とソ・ジウ(ウォン・ジアン)が、思わぬ形で再会することから始まる。スキャンダルを報道した記者と、スキャンダルの主人公である作家の妻として向き合う2人が、痛みを抱えながらも惹かれ合っていく濃密なロマンスとして描かれる。
演出を手がけるのは、『あなたに似た人』『キング・ザ・ランド』で映像美と繊細な感情表現を評価されたイム・ヒョヌク監督。彼は脚本を初めて読んだ際の感情を次のように振り返る。
「読んでいる間、口元では笑っていたが、目は泣いていた。愉快さとときめき、そして余韻の残る悲しみを同時に投げかける珍しい作品だった。この感情は映像化しなければならないと思った。」
監督にとって、今回のテーマは単なるロマンスではなく「作品にふさわしい“ときめき”をどう生み出すか」。
登場人物の感情がどのように揺れ動き、溶け合うのか――その流れを画面でどのように描き出すかが最も頭を悩ませた点だったという。
「イ・ギョンドとソ・ジウが互いのそばにいた時間は、20年の中で1年にも満たない短いもの。しかし、その時間が2人の運命を揺るがすほど特別な縁だった。彼らの物語を“分断された3つの時期”ではなく、ひとつの感情として沁みこませたかった。」
イム監督はさらに、作品を象徴する要素として「季節」を挙げている。
「ドラマでは季節もひとつのキャラクターだと思ったので、春、夏、秋、冬すべてを画面に収めた。実際の季節とは異なるタイミングで撮影を行い、2人の感情変化を季節の情緒に重ね合わせた。」
徹底した感情描写と映像美の追求に挑んだ彼は、視聴者に向けてこう締めくくった。
「多くの方が『明日はきっと』を待ってくださっていると聞き、自分もお披露目の日を心待ちにしていた。最後の場面が終わったあとも、長く心に残るドラマになることを願っている。」
パク・ソジュンとウォン・ジアンの二人が紡ぐ、痛ましくも美しいロマンス。冬の訪れとともに幕を開ける『明日はきっと』が、どんな感情を視聴者に残すのか、大きな期待が寄せられている。
(写真提供=OSEN)
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