第82回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式招待された映画『どうしようもない』にて、ソン・イェジンが、危機に直面するほど一層強さを発揮する主人公マンスの妻ミリ役を通じて、新たな一面を見せる。
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『どうしようもない』は、“すべてを手に入れた”と感じるほど満ち足りた日々を送っていたサラリーマンのマンス(演者イ・ビョンホン)が突然の解雇に見舞われ、妻と2人の子どもを守るため、やっと手に入れたマイホームを守るため、再就職に向けて孤軍奮闘する姿を描いた作品である。
『私の頭の中の消しゴム』『ラブストーリー』など韓国メロ映画の代表作に加え、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』『パイレーツ』『荊棘の秘密』などで幅広いキャラクターを演じ、さらに『恋愛時代』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』では繊細な感情表現で深い余韻を残してきたソン・イェジン。『愛の不時着』で実業家ユン・セリを演じ、世界中の視聴者を魅了した彼女が、本作『どうしようもない』にてミリ役として7年ぶりにスクリーンへ帰ってくる。
夫マンスの失業に対して責めることなく励ましの言葉をかけ、家族の中心を保とうとするミリは、どんな状況にも動じない理知的な人物だ。突然の経済的困難により趣味を手放し働き始めながらも、明るく前向きな姿勢で家族を支える彼女をソン・イェジンは細やかな演技で表現した。
イ・ビョンホンとの初共演によって、現実味ある夫婦の姿を描き出し、作品に深みと魅力を加えることが期待されている。
「ミリは楽観的な性格で、いつも笑顔を絶やさない人。もし彼女だったらこうするだろうな、と想像しながら演じた」と語ったソン・イェジンは、本作を通じて強烈な存在感を放つことだろう。
監督のパク・チャヌクも「ソン・イェジンは必要なことを極めて的確に表現できるプロフェッショナルな俳優だ」と称賛を惜しまない。
2025年9月、全国ロードショー予定だ。
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