「表情も動きも声に込めて」イ・ビョンホン、20年ぶりアニメ吹き替えで証明した俳優の本領

2025年07月22日 話題 #俳優
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俳優イ・ビョンホンが、その卓越した演技力を“声”に込め、世界中の視聴者を魅了している。

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イ・ビョンホンはNetflixアニメ『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』と映画『The King of Kings』を通じて、韓国語と英語の両言語で繊細かつ力強いボイスパフォーマンスを披露。新たな領域でも確かな存在感を刻んだ。

イ・ビョンホンにとって声の演技は決して未知の分野ではない。デビュー初期の1995年『Armageddon』や2001年の『マリー物語』(いずれも原題、韓国アニメ)への参加を経て、今回の『K-POPガールズ!デーモン・ハンターズ』では実に20年ぶりのアニメ吹き替えに挑戦した。しかも本作では、出演者の中で唯一、英語版と韓国語版の両方を担当し注目を集めている。

「当初は英語版のみの予定でしたが、後に韓国語版の収録も提案されました」と語るイ・ビョンホン。英語版では、感情やイントネーション、文化的ニュアンスに配慮し、3回に分けて緻密に録音した一方、韓国語版は1日で完了したという。特に英語版収録では、ソニー・ピクチャーズや現地制作陣と密に連携し、作品の完成度をさらに高めた。

イ・ビョンホン
イ・ビョンホン

彼が声を吹き込んだのは、圧倒的な存在感を放つキャラクター“クィマ”。とりわけ印象的だった場面として、「ライオン・ボーイズ」の楽曲を不器用に口ずさむシーンを挙げ、「恐ろしいカリスマの中に、どこか人間味のある一面がにじみ出ており、悩んだ末にむしろその“ぎこちなさ”が気に入った」と語る。

さらに、韓国で現在興行収入1位を記録している映画『The King of Kings』では、語り手のチャールズ・ディケンズ役をはじめ、エデンの園に登場する蛇など7役を担当。「親が子どもに物語を語って聞かせる構成が、普段の自分と重なる部分もあり、自然に感情移入できた」と収録を振り返った。

声の演技における難しさについては、「映像を介する演技とは異なり、声ひとつで感情のすべてを伝えなければならない」とし、「全身を使って声に感情を乗せる必要があった」と説明。実際の収録現場では、感情を表現するためにその場でジャンプしたり、表情を作ったりと、全身で役に臨んだという。

映像だけでなく、“声”でも深い感情を伝えるイ・ビョンホンの表現力は、スクリーンを超えて新たな感動を届け続けている。

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