『優しい男の物語』イ・ドンウクがヤクザ役について語る「かっこよく見せようとは全く思っていない」

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イ・ドンウクが新ドラマ『優しい男の物語』において演じるキャラクターに対する心構えや準備について語った。

ソウル・九老区のシンドリム・ザ・リンクホテルにて、韓国JTBC新ドラマ『優しい男の物語』の制作発表会が開催された。

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当日はソン・ヘソン監督をはじめ、出演俳優のイ・ドンウク、イ・ソンギョン、パク・フン、オ・ナラ、リュ・ヘヨンが登壇し、それぞれが作品への思いを語った。

『優しい男の物語』は、三代にわたりヤクザを生業とする家系の長男のパク・ソクチョル(演者イ・ドンウク)が、家族や職場、そして恋を守ろうと奮闘する波乱万丈の日々を、笑いと涙を織り交ぜながら描くヒューマンドラマである。

イ・ドンウク

「この作品のために久しぶりに髪を短く切り、外見からしっかりと準備した。もちろんミヨンとの恋愛も描かれるが、家族の物語も非常に重要な要素であり、家族役の俳優たちとの呼吸を合わせることに特に気を配った」とイ・ドンウクは語った。

また、ヤクザという設定が古臭く感じられる可能性についても、率直な見解を示した。

「最近のドラマや映画はファンタジーやジャンルものが多い。自分自身としては、そろそろ地に足のついた現実的な物語を演じたいと感じていたし、多くの人が共感できる作品だと思ってこのドラマを選んだ。ヤクザという役柄が時代遅れで陳腐に見えるかもしれないが、その中にあるダサさや情けなさをリアルに表現することで、むしろ現実味が出ると考えた。監督や脚本家とも、決して美化してはいけないという話を最初からしていた。かっこよく見せようとは全く思っていない。ただ、しんどい人生を歩んできた人物として、“なぜそんな大変な職業を選んだのか”と視聴者に思わせられるような、そんな役にしたかった」と明かしたのだった。

さらに彼は、今回この作品を選んだ背景についても語った。

「ここ4~5年は、ファンタジーやジャンルものを中心に出演してきたが、少し疲れていた。常に新しい世界観を創り出さなければならない難しさもあったし、ワイヤーで空を飛んだり、存在しないような世界で“おじさんが甥を救う”といった非現実的な設定にも、正直限界を感じていた。そんな中でこの脚本と出会い、長年業界で活躍してきた監督や脚本家と一緒に作品づくりができるという敬意もあり、現実に根ざした演技がしたいと思って出演を決めた」と語った。

演技面に関しては「特別な準備はあまりしていない。いわゆる“生活演技”と呼ばれる自然な演技を意識した。時には普段のイ・ドンウクそのままのような場面もあり、現場では共演者たちと会話しながら、互いに合わせて演じることが多かった。日常の中にいるような、ごく普通の人物をリアルに表現したかった」と付け加えた。

なお、『優しい男の物語』は7月18日(金)午後8時50分より放送開始。さらに、同日よりDisney+でも公開される予定だ。以後、毎週金曜日に2話連続で放送される予定である。

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