俳優イ・ジェフンのファンたちが、彼の名前で独立映画館を支援を行った。
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7月4日、イ・ジェフンの公式ファンカフェ「フニスト」は、俳優の誕生日を記念して独立映画館「インディースペース」に200万ウォン(約20万円)を寄付。「ナヌムジャリ」支援として、同館の座席I7番に「俳優イ・ジェフン公式ファンカフェ フニスト」という名札を刻み、独立映画への応援の気持ちを届けた。
「インディースペース」は2007年に開館した、韓国初の民間独立映画専門館。劇場公開作品だけでなく、企画上映や特集などを通じて多彩な韓国独立映画を紹介している。「ナヌムジャリ支援」は、200万ウォン以上を寄付すると、座席に名前が刻まれる制度で、2012年の再開館以降、観客や監督、俳優、映画団体などの支援によって現在まで続いている。
寄付を行った「フニスト」は、「独立映画を誰よりも深く愛する俳優、イ・ジェフン。彼は演技だけでなく、地方の小さな映画館を自ら訪ね歩き、独立映画の価値を世に広めています。その真摯な姿勢に共感し、私たちも小さな力を添えました。静かな映画館の一席が、誰かの“最初の物語”や“輝く夢”の出発点になることを願って。イ・ジェフン俳優のように、映画の始まりから終わりまでを信じ、これからも応援し続けます」と、寄付に込めた想いを語っている。
この支援を記念し、インディースペースでは7月14日19時より、映画『BLEAK NIGHT 番人』(2011年)の特別上映が決定。イ・ジェフンはこの作品で主人公ギテを演じ、圧倒的な演技力を披露。一躍注目を集める俳優として頭角を現した。
今回の特別上映は、すでに本作を鑑賞した観客はもちろん、劇場で“過去のイ・ジェフン”と新たに出会う観客にとっても、忘れられないひとときとなるだろう。
また、ファンの自発的な寄付と映画館の特別企画が、独立映画だけでなく、韓国映画界全体にポジティブな影響をもたらすことも期待されている。
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