ASTROのメンバー兼俳優のチャウヌが、陸軍の軍楽隊を志願して、選抜試験に合格した。所属事務所の発表によると、彼は7月28日に兵役のために入隊して、陸軍軍楽隊の隊員になるという。そこで、陸軍の軍楽隊について解説しよう。
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陸軍の軍楽隊にはいくつかの種類がある。最も数が多いのは、韓国各地にある陸軍の師団に所属する軍楽隊だ。この場合、隊員は兵役に入った後に適性で選ばれてメンバーになるのが一般的だ。また、新兵訓練の最中に音楽経験を持った人が自ら志願するというケースも多い。こうした人たちによって師団の軍楽隊は構成されているのだ。
それとは別に、入隊前に選抜試験を受験して合格してから軍楽隊に入る場合もある。こういうときの軍楽隊は、かなりレベルが高い。具体的にいえば、陸軍本部、陸軍士官学校、首都防衛司令部に所属する軍楽隊だ。
こうした軍楽隊は「陸軍の顔」にもなるので、音楽の素養を持っている人たちが選抜される。隊員は50人以上で構成されることが多く、音楽大学で専門的に楽器演奏をマスターした人たちも入っている。
以上の軍楽隊は陸軍でもトップレベルだが、その次のレベルが陸軍司令部や陸軍訓練所の軍楽隊だ。こちらは35人前後の隊員で構成されており、音楽大学に入れるほどの実力を持ったメンバーが多い。
こうした「エリート軍楽隊」に入りたい人は、兵役に入る前に音楽の専門的な力量を審査されて選ばれることになる。チャウヌも兵役前に軍楽隊に合格したので、間違いなくレベルの高い軍楽隊に配属されるだろう。軍楽隊に入ったあとは、日常の軍務として楽器の練習に取り組むことになるので、音楽が身近にある毎日を送ることができる。
なお、チャウヌが入隊する予定の7月28日は月曜日となっている。韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所では月曜日に入隊するのが原則となっており、チャウヌもここで新兵訓練を受ける可能性がとても高い。いずれにしても、チャウヌは陸軍の軍楽隊で兵役を全うすることになる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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