【あの人は今】『美しき日々』でチェ・ジウの妹分を演じたイ・ジョンヒョンのその後

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イ・ジョンヒョンは20年前に日本でも知名度の高い女優だった。

2004年に『冬のソナタ』がNHK総合テレビで放送されて大ヒットしたあと、同作に続いてオンエアされたのが『美しき日々』であり、イ・ビョンホン、チェ・ジウ、リュ・シウォンといったキャスト陣にイ・ジョンヒョンも加わっていた。

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彼女が演じたのは、チェ・ジウが扮したキム・ヨンスの妹分だったキム・セナ。歌手を目指すキャラクターをイ・ジョンヒョンはハツラツと表現していた。

1980年生まれの彼女は当時20歳前半で若々しかった。実際に歌手でもあったイ・ジョンヒョンは『美しき日々』で注目されたあとに日本でCDデビューを果たし、紅白歌合戦にも出場している。

さらに、日本の茶の間に進出したのが2006年だ。チェ・ジウと竹野内豊が主演を務めたTBSドラマ『輪舞曲(ロンド)』にイ・ジョンヒョンも出演した。演じたのは、チェ・ジウが扮したユナの妹となるユニ。2人は育ての父親を捜すために日本にやってくるという設定になっていて、ユニは病弱ながら必死に生きていくという設定であった。

イ・ジョンヒョン
優れた演技力が評価されているイ・ジョンヒョン

日本でも知名度の高い女優

このように、イ・ジョンヒョンはチェ・ジウとの共演が続いたことでも日本の韓流ファンによく知られていた。その後の彼女は、活動の場を中国に移した時期もあったが、2010年以降は韓国に戻って、映画を中心に出演作を重ねていった。

『波乱万丈』(2011年)や『バトルオーシャン/海上決戦』(2014年)のあと、『誠実な国のアリス』(2015年)では堂々たる主役を演じ、伝統の青龍映画賞で見事に主演女優賞に輝いた。演技者としてこれほどの名誉はない。

その後も映画『軍艦島』(2017年)に出演したイ・ジョンヒョンは、巨匠パク・チャヌク監督の話題の映画『別れる決心』(2022年)や映画『リミット』(2022年)の他に、ドラマ『寄生獣―ザ・グレイ―』などで存在感を示している。

プライベートでは2019年に3歳年下の整形外科医と結婚。2022年に長女を出産したあと、今年に入ってからは二女も生まれている。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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