テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、4月24日の第15話で新たな展開があった。
二花院を運営するユン・ダノ(演者シン・イェウン)は、廃された世孫(セソン)のイ・ソルになっていたカン・サン(演者リョウン)と相思相愛となっていたが、ついにカン・サンは大義を実現する直前を迎えていた。
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彼は暴君イ・チャン(演者ヒョヌ)に矢を当てたのだが、追っ手に囲まれたのでトドメをさすことはできなかった。深手を負ったイ・チャンは重体となった。それでもカン・サンは大妃(テビ)と面会して、自らの身分を明らかにした。大妃はカン・サンがイ・ソルであることを感動的に認めてくれた。
一方、キム・シヨル(演者カン・フン)は「番人」としてイ・ソルを守る過程で、漢城府(ハンソンブ)のチャン・テファ(演者オ・マンソク)の息子を殺していた。その息子の婚約者だったのがユン・ダノの姉ユン・ホンジュ(演者チョ・ヘジュ)である。
その事実を知らされたキム・シヨルは衝撃を受けてしまった。しかも、キム・シヨルは10代のときに偶然、チャン・テファの息子に会ったことがあった。二重のショックを受けたキム・シヨルは絶望的な気持ちになってしまった。
彼はユン・ホンジュに会って、自分たちが出会ってはいけない間柄であったことを告げた。しかし、彼女はキム・シヨルが言っている意味がわからなかった。彼が別れを言っても、とうてい納得できるものではない。そんな嘆きを振り切って、キム・シヨルはやむなくユン・ホンジュから去っていった。
しかし、執念深いのがチャン・テファだ。彼はキム・シヨルの治療をした医師の証言から、自分の息子を殺した男の正体を知った。それはまさしくキム・シヨル本人であった。
『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』で恐ろしい悪魔になっているチャン・テファが、いよいよ本領を発揮しようとしていた。その悪魔からキム・シヨルとカン・サンは果たして逃げられるのか。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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