俳優キム・ジフンが次回作への愛情を示した。
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4月17日、SBS新ドラマ『鬼宮(ききゅう)』の制作発表会が行われ、演出を担当したユン・ソンシク監督と主演俳優ユク・ソンジェ、キム・ジヨン、キム・ジフンが出席した。
同作は、霊媒師としての宿命を拒む巫女のヨリと、彼女の初恋相手ユン・ガプの身体に憑依した、龍になれなかった大蛇の悪神・カンチョリが、王家に恨みを抱く“八尺鬼”と遭遇することで、肉体と魂が複雑に絡み合う“肉身争奪”ファンタジー・ラブコメ。
キム・ジフンは劇中、強国を夢見る改革派の王イ・ジョン役を務める。
制作発表会では「伝統的な時代劇に出てくる王の姿だけでなく、ファンタジーならではのユーモアやコメディ要素も感じられる、非常に多面的な王をご覧になれると思う。いろいろなジャンルが美味しくミックスされたような作品だ。コンテンツがあふれる今の時代に、多くの方の関心を引くドラマになると確信している」と自信を見せた。
俳優人生で初めて「王様役」に挑んだキム・ジフンは、オファー当初の本音も明かした。
「正直、最初にシノプシスを読んだときは『(自分の役は)あまり面白くなさそう』『王様の役って地味なんじゃ?』って思っていた。でも、監督と直接お会いして話すうちに、すっかり説得されてしまった。当時は台本が完成する前だったが、僕から提案したアイデアを監督が驚くほど受け入れてくださって。その結果、非常に魅力的でありながらも大変な役になった。これまでのキャリアでも指折りの難役だ。自分のすべてを注ぎ込んだ、まさに人生を懸けた役と言っても過言ではない」と熱量のこもった想いを口にした。
これを受けて司会のパク・キョンリムが「それでは『代表作』と呼んでも?」と尋ねると、キム・ジフンは「それは視聴者の皆さんに判断していただくことだが…」としつつも、「僕の20年以上の俳優人生をすべて注ぎ込んだ作品だ」と力強く語った。
特に撮影を通じて得たものについて、「まず、体がかなりボロボロになってしまった(笑)。クランクアップから1カ月経っても筋肉痛がまだ残っていて、いまも定期的に鍼治療に通っているほど」と笑いを誘った。
また、「作品にすべてを注ぎ込んだものの、まだ反応を見ていないし、どう評価されるかも分からない。期待と不安が入り混じった気持ちだ」と素直な心境を語った。
SBSドラマ『鬼宮』は4月18日より放送開始。日本では韓国放送と同日の23時20分よりLeminoで独占配信される。
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