パク・ウンビンが、強烈だった挑戦の長い旅路に終止符を打った。
2025年3月に公開されるやいなや、韓国国内外で話題を集めたDisney+ (ディズニープラス)初のオリジナル医療スリラー『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』は、かつて将来を嘱望された天才医師だったチョン・セオクが、自らを奈落に突き落とした師匠チェ・ドクヒ(演者ソル・ギョング)との再会をきっかけに激しく対立していく姿を描いたドラマである。
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パク・ウンビンは、尊敬していた師によって転落したシャドウドクターのチョン・セオクを演じ、圧倒的な演技力を見せつけた。
『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』は、パク・ウンビンの新たな演技変身への期待から、キャスティング段階から注目を集めていた作品である。
その期待通り、パク・ウンビンは脳と手術への狂気と執念、そしてドクヒとの複雑で歪んだ師弟関係を中心に、激しくうねるストーリーの軸として安定感ある演技を見せた。
特に、本能的で衝動的、予測不能なキャラクターであるチョン・セオクを、目つき、口調、行動、細やかな心理描写まで重ね合わせて作り上げたパク・ウンビンは、爆発的な感情の揺れを繊細に表現し、物語全体の熱く鋭い緊張感を巧みにコントロールした。
さらに、自身の素顔を完全に消し、キャラクターに完璧に溶け込んだその姿に対しては、各方面から絶賛の声が続いている。
放送前に彼女自身が「セオクの感情には理解しがたい部分もあるかもしれないが、どうか彼女の感情の流れを追いかけてほしい」と語っていた通り、回を重ねるごとに彼女の誠実な努力が実を結び、視聴者を物語に深く引き込んだ。
このように、『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』の第1話から主演として代えの効かない唯一無二の存在感を発揮してきたパク・ウンビンが、ドラマの終了に寄せて感想を次のように述べた。
「この5か月間、『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』そしてセオクと共に、本当に熾烈で熱い夏を過ごしたように思う。この作品に臨みながら、“こんな微妙なポイントや、不思議な感情があるんだな”と強く感じながら撮影していた。ご覧になる方々にも、“なぜあんな人物がいるのか?これは一体どういう感情なのか?”といったように、普通ではない絆や感覚を『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』を通して間接的にでも感じていただけたら嬉しいです」
また、「1シーン1シーンを大切に撮影したので、全8話と短い作品ではありますが、楽しく観ていただけたらと思う。Disney+では引き続き配信中ですので、たまに『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』をもう一度観返して、長く心に残していただけたら嬉しい。『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』を愛してくださって、ありがとう」と、視聴者に感謝の言葉を贈った。
作品ごとに新たな顔を見せるパク・ウンビン。今回『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』であらためて証明されたその演技力と、より広がりを見せる演技のスペクトルは、信頼できる名優として、今後の歩みにさらなる期待を抱かせている。
なお、パク・ウンビンは『ハイパーナイフ 闇の天才外科医』の成功に続き、現在は次回作『ザ・ワンダフルズ』の撮影に邁進中である。
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