『コッソンビ』の女主人ユン・ダノは狡猾な罠からどうやって逃れるのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、4月10日に第5話がオンエアされた。

このドラマは、朝鮮王朝時代に科挙を受ける人のための宿舎「二花院」が舞台になっている。女主人のユン・ダノ(演者シン・イェウン)は亡き父から屋敷を受け継いだのだが、経営が苦しく、つぶれる寸前になっている。それでも、科挙を受けるために3人のイケメンが宿泊してきた。

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それが、カン・サン(演者リョウン)、キム・シヨル(演者カン・フン)、チョン・ユハ(演者チョン・ゴンジュ)であった。みんな、それぞれに他人に言えない事情を抱えている。

王宮に目を転じると、国王イ・チャン(ヒョヌ)が、かつて世継ぎだったイ・ソルを探していた。彼は兄を殺して国王になったのだが、イ・ソルを見つけて殺さなければ安心できなかった。

そこで、漢城府(ハンソンブ/都を管理・統治する官庁)の役人であるチャン・テファ(演者オ・マンソク)に命じて、「なにがなんでもイ・ソルを探せ!」と厳命している。

『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』
画像=SBS

謎めいた展開

チャン・テファにも特殊な事情があった。彼は8年前にイ・ソルを追い詰めたことがあったが、王族を守る最強の刺客こと「番人」に阻まれ、イ・ソルを取り逃がしていた。しかも、そのときにチャン・テファは最愛の息子を殺されてしまった。

その怨みが強烈にあるので、彼は絶対にイ・ソルと「番人」を探さなければならない。

そこで目をつけたのがユン・ダノだった。チャン・テファは「借金返済ができなければ二花院を取り上げる」と脅し、その救済策としてイ・ソルと「番人」の情報を知らせろ、とユン・ダノに持ちかけた。

それは、明らかに罠だった。執念深いチャン・テファは狡猾な手口を使ってきたのだ。そうした脅迫に負けず、ユン・ダノは果たして二花院を守ることができるのか。

『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』はますます謎めいた展開になってきた。なによりも、イケメン3人の正体が不気味だ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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