『おつかれさま』エスン母役ヨム・ヘラン、その異例キャリアと3つの代表作

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Netflixで配信されている話題のドラマ『おつかれさま』は、IUが海女の娘で文学少女オ・エスン、パク・ボゴムがエスンの幼なじみで鮮魚店の息子のヤン・グァンシクを演じている。ちなみに、オ・エスンの中年時代をムン・ソリ、ヤン・グァンシクの中年時代をパク・ヘジュンが務めている。

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そんな『おつかれさま』で、オ・エスンの母親で海女のチョン・グァンネを演じているのがヨム・ヘランだ。

ベテランの女優として多くのドラマで注目を集めてきた彼女だが、元々は国語教師を目指し、出版社で働いていた経験もあるという。

その後、大学在学中に演劇サークルでの活動を通じて演技に興味を持ち、1999年にソン・ガンホやキム・ユンソクを輩出した韓国の代表的な劇団「演友舞台」に入団した。

そんなヨム・ヘランの代表作には『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『椿の花咲く頃』『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』がある。

ヨム・ヘラン

ベテラン女優の魅力

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』は、コン・ユが主人公の高麗最強の武士でトッケビ(鬼)のキム・シンを演じた傑作ドラマで、ヨム・ヘランはキム・ゴウン扮するチ・ウンタクの叔母チ・ヨンスクとして出演していた。

『椿の花咲く頃』は、スナック「カメリア」の経営する女性が、シングルマザーへの偏見と差別に負けることなく、幸せをつかもうとする様子を描いたドラマだ。この作品でヨム・ヘランは、オ・ジョンセ扮するノ・ギュテの元妻で離婚専門弁護士のホン・チャヨンを演じていた。

『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』は、高校時代から壮絶ないじめを経験した女性が十数年の時を経て、自分をいたぶった者たちに罪の代償を払わせることを目的に、綿密に練った復讐する物語を描いたドラマだ。このドラマでヨム・ヘランは、ソン・ヘギョ扮するムン・ドンウンの共謀者であるカン・ヒョンナムを演じていた。

『おつかれさま』でもベテラン俳優としての抜群の演技で注目を集めたヨム・ヘラン。彼女の演技はとても魅力的なので、ぜひ過去の出演作でその魅力を味わってほしい。

文=大地 康

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