イ・ビョンホン、ソン・イェジンの初共演とパク・チャヌク監督の新作として期待を集める映画『しょうがない』(原題)が、1月15日に約5カ月間の撮影を終えてクランクアップを迎え、イ・ビョンホンとソン・イェジンの幸せなひとときを収めたスチールを初公開した。
同作は、人生が満たされ「全てを手に入れた」と感じていた会社員ユ・マンスが突然解雇され、妻と2人の子どもを守るため、やっと手に入れた家を守るため、そして再就職を目指して繰り広げる彼なりの闘いを描いた物語だ。
イ・ビョンホンは25年間勤めた製紙会社を解雇され、再就職に奮闘するマンス役を、ソン・イェジンは夫の突然の失職にもかかわらず家族のために立ち向かう妻ミリ役を演じ、印象的な演技とキャラクターの変身を見せる予定だ。
クランクアップを記念して公開されたスチールは、イ・ビョンホンとソン・イェジンの新鮮なケミストリーへの期待を一層高めている。
同作は、パク・チャヌク監督とイ・ビョンホンが『JSA』『美しい夜、残酷な朝』以来久しぶりに再会する作品であり、イ・ビョンホンとソン・イェジンの初共演作。
さらに、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン、ユ・ヨンソクといった信頼できるキャストが加わり、大きな期待が寄せられている。
昨年8月17日に撮影を開始し、1月15日にクランクアップを迎えるまでの全85回の撮影を無事終えたパク・チャヌク監督こう語った。
「この映画の脚本を書き始めたのは17年ほど前だったと思います。長い時間、最も作りたかった作品をようやく撮影まで終えられて感無量です。無事に計画通り終わって幸いです。これから熱心にポストプロダクションに取り組み、関わった全員が誇りに思える映画を作り上げたいと思います」
イ・ビョンホンは次のようにコメントしている。
「監督と長年の友人のようにアイデアをやり取りした時間がずっと心に残りそうです。多くの対話を通じて生まれた新しいアイデアで、映画がより豊かになるのではないかと思います。どの作品においても早く観たいという気持ちはありますが、今回ほど期待が大きかった作品はないのではないか、と思うほど期待しています」
さらに、ソン・イェジンも「どうしてこんなに早く時間が過ぎたのか分かりません。パク・チャヌク監督とイ・ビョンホン先輩のファンとしてこの作品に参加できたこと、そしてその過程を見守りながら本当に素晴らしい作品が誕生するだろうと常に思いました。観客の皆さんに早くお見せしたい気持ちでいっぱいです」と撮影を終えた感慨を伝えた。
パク・チャヌク監督が映画化への大きな熱意を示してきた小説『THE AX』を原作とし、韓国映画界を代表する俳優たちが集結した『しょうがない』は、ポストプロダクションを経て観客のもとへ届けられる予定である。
(記事提供=OSEN)
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