2PMのメンバーとして芸能界で活動を広げてきたジュノは、俳優としても作品ごとに大きな成果を挙げてきた。時代劇『赤い袖先』では厳しい境遇から育ったイ・サン(朝鮮王朝22代王)を好演した。
物語では、祖父の英祖(ヨンジョ)から叱責を受けながら徐々に名君になっていくイ・サンをリアルに演じた。特に、国王になってから孤独を感じさせるイ・サンの姿には抒情性があったし、イ・セヨンと繰り広げた宮廷ロマンスもとても見応えがあった。
このように、『赤い袖先』はジュノの俳優としての可能性を大いに広げた作品となった。
その後は『キング・ザ・ランド』で少女時代のユナと組んで、コミカルな都会的ラブロマンスを賑やかに作り出してくれた。ジュノは本当に「華」があるナイスガイであり、ラブコメでさらに魅惑的な姿を存分に披露した。
時代劇とラブコメという韓ドラの二大ジャンルで真価を発揮したジュノ。今度チャレンジするジャンルは「ファンタジー」である。今年予定されている主演作は、人気ウェブ漫画を原作としている『CASHERO』だ。
このドラマでジュノが演じるのは公務員のカン・サンウン。彼はマイホームを買うことを夢に見るような普通の人物なのだが、突然超能力を身につけて人生を一転させる。
そのアプローチがワクワクするほど面白い。なんと、手にした現金と同じくらいパワフルな超能力が身につくのだ。こうなると、給料のすべてを使って苦しむ世界を救うということも可能になる。こうしてカン・サンウンは世界のために獅子奮迅の活躍をしていく。とても夢のあるストーリーになっている。
実際、現実世界を超越するような題材となったドラマであり、際立ったキャラクターたちが物語をどんどん飛躍させる。
その中でも、ジュノが扮する主人公が最高の担い手になる……こうしたファンタジーな世界を描く『CASHERO』で、果たしてジュノがどんな存在感を見せてくれるのか。2025年のジュノに大いに期待したい。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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