関係者たちの期待を一身に背負う『イカゲーム』シーズン2、Netflixの歴史を塗り替えるか

このエントリーをはてなブックマークに追加

12月9日、韓国・ソウルでNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン2の制作発表会が行われた。

【関連】『イカゲーム』シーズン2、注目すべきは「世代やジェンダー葛藤」の風刺

イベントに出席したNetflixのCMO、マリアン・リーは、「独特な韓国の物語である『イカゲーム』シーズン2を披露する。この作品に対する世界的な愛情は、スクリーンの枠を超え、文化へと浸透した。全世界で多くの人が緑色のトレーニング服を着た」と紹介した。

シーズン2では、復讐を誓って再びゲームに参加するギフン(演者イ・ジョンジェ)と、そんな彼を迎えいれるフロントマン(演者イ・ビョンホン)の熾烈な戦い、そして再び始まる“イカれた”ゲームが予告されている。

マリアン・リーは、「シーズン2の予告編が公開されたとき、その反響は圧倒的だった。Netflixの予告編史上、最も多くの再生回数を記録した」と明かし、「全世界のファンがソン・ギフンのその後や、新たな参加者たちのエピソードを心待ちにしている」と語った。

キム・ミニョンNetflixアジア太平洋地域コンテンツ部門の副社長は、「『イカゲーム』は、世界的な社会・文化的現象になったといっても過言ではない。Netflix史上最も人気のある作品で、視聴数は3億3000万を超えた」とし、「この作品は、グローバルコンテンツとは何かという問いを投げかけた。『イカゲーム』の影響力は数字を超えた意味を持つ。社会的力学や普遍的なテーマを結びつけた物語の力を示した」と評価した。

『イカゲーム』シーズン2
『イカゲーム』シーズン2の主演キャスト(写真提供=OSEN)

さらに、「これはファン・ドンヒョク監督の卓越したビジョン、そしてそれを実現した制作陣と俳優たちの献身のおかげだ。この作品に初めて触れた瞬間から成功を確信していた」と振り返り、「『イカゲーム』が持つ韓国のクリエイティブ性を世界に知らせたおかげで、非英語圏作品として初めてゴールデングローブを受賞した。いま、Netflixの加入者の80%以上が韓国コンテンツを視聴しており、韓流の人気に支えられた連続的な成功が韓国コンテンツの基盤拡大に貢献した」と紹介した。

「韓国は想像力と創造性のグローバルハブとしての地位を確立した」という彼女は、「このような文化的躍進の瞬間を目撃できることに誇りを感じている。韓国コンテンツが提供する機会を、韓国のクリエイターとして日々肌で感じている」と強調した。

『イカゲーム』シーズン2は、Netflixで12月26日 (木) より独占配信スタート。

【関連】『イカゲーム』シーズン2、俳優自らのキャラクター紹介

【関連】イ・ビョンホン、Netflix新作『イカゲーム』シーズン2に自信満々

【写真】イ・ジョンジェ、続編に期待が募る共演女優とのツーショット

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事