Netflixシリーズ『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督が、シーズン2では格差社会、ジェンダー間の葛藤などを盛り込んだと話した。
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『イカゲーム』シーズン2のセット見学イベントが行われた昨年12月7日、ファン監督は取材陣にさまざまなヒントを紹介した。
シーズン2は、復讐を誓い、再び戻り、ゲームに参加するギフン(演者イ・ジョンジェ)と彼を迎えるフロントマン(演者イ・ビョンホン)の熾烈な対決、そして再び始まる本当のゲームを描く。
2023年7月から今年の6月まで、約1年にわたって撮影が行われ、公開を12月26日に控えている。
ファン監督は「OX投票がより進化する」と切り出し、「ゲームをやめる選択肢が与えられるOX投票だが、シーズン2ではそのシステムをより進化させ、各ゲームごとに参加者たちに投票の機会を与え、その都度、投票を通じて残るか、去るかを決めることになる」と説明した。
また、「残る者と去る者がOとXを選ぶことでグループが分かれ、その間に対立が生じるような仕組みをシーズン2に取り入れた。現在、全世界的に地域、宗教、戦争など多くの対立が存在している。国内でも世代間の葛藤や、地域間の葛藤、ジェンダー間の葛藤、フェミニズムによる葛藤など、いたるところで分断が生じている」と危惧を示した。
そして「自分と異なる集団を否定し、OとXで区別し、お互いに攻撃し合う姿が多く見受けられる。こうした現状を風刺する要素として、投票システムとOとXの区分を、今回のシーズン2の重要なテーマの一つとして取り入れてみた」と、シーズン2への興味を掻き立てた。
全世界から注目を集めるシーズン2は、Netflixで12月26日 (木) より独占配信スタート。
(記事提供=OSEN)
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